
祖谷渓・かずら橋
写真: KimonBerlin / CC BY-SA 2.0 / Wikimedia Commons
| 場所 | 徳島県三好市、祖谷川沿いの渓谷 |
|---|---|
| 特徴 | 全長10kmのV字谷と平家落人伝説 |
| 開湯・由来 | 祖谷温泉の湧出で観光地化が進む |
| 最寄り駅 | 阿波池田駅・大歩危駅 |
| 掲載数 | 60件 |
祖谷渓は徳島県三好市を流れる祖谷川が刻んだ、全長10kmに及ぶ深いV字谷である。谷の高低差は数十mから100mに達し、雨の多い土地柄で樹木が生い茂り、深山幽谷と呼ぶにふさわしい景観をつくっている。一帯には平家の落人が隠れ住んだという伝承が残り、山の斜面にへばりつくように集落が点在する。急流で渡るのが難しかった川を越えるために架けられたのが、重要有形民俗文化財に指定された祖谷のかずら橋だ。祖谷温泉が湧いてからは観光地としての性格も強まり、とくしま88景にも選ばれている。
代表的な眺めはひの字渓谷で、蛇行する祖谷川がひらがなの「ひ」の字に見えることから名が付いた。秋には峰から谷底まで山全体が紅葉し、一年で最も華やぐ季節になる。七曲の断崖に立つ小便小僧の像や、かずら橋近くにある落差25mの琵琶の滝もよく知られている。斜面に家々が連なる落合集落や平家屋敷民俗資料館では、落人伝承の里の暮らしに触れられる。少し足を延ばせば黒沢湿原や塩塚高原展望台、湯につかれる松尾川温泉もあり、標高が高いため冬には雪景色が見られることもある。
玄関口はJR土讃線の阿波池田駅と大歩危駅になる。祖谷のかずら橋へは、どちらの駅からも四国交通バスで約1時間、「祖谷のかずら橋」で降りればよい。祖谷渓そのものへは阿波池田駅からバスで40分ほどだ。東祖谷の奥祖谷二重かずら橋は遠く、バスを乗り継いで3時間ほどかかるため、朝早めの出発が前提になる。車なら徳島自動車道の井川池田インターチェンジが最寄りで、渓谷に沿って祖谷渓道路が走る。寒峰や国見山など登山の対象となる山も多く、冬は降雪があるので路面状況に注意したい。
祖谷渓・かずら橋の見どころ・お店ガイド
※ 営業時間・料金は変わることがあります。おでかけの前に、公式の最新情報をあわせてご確認ください。