
鹿児島市街地・天文館
写真: Sharon Hahn Darlin / CC BY 4.0 / Wikimedia Commons
| 場所 | 鹿児島県鹿児島市の中心繁華街 |
|---|---|
| 特徴 | 南九州最大級の繁華街・歓楽街 |
| 開湯・由来 | 島津重豪の天文観測所「明時館」に由来 |
| 最寄り駅 | 天文館通電停 |
| 掲載数 | 58件 |
天文館は鹿児島市の中心部に広がる繁華街・歓楽街の総称で、南九州最大の繁華街と呼ばれることもある。名前の由来は江戸時代、薩摩藩主・島津重豪が天体観測や暦の研究のために建てた「明時館」(別名・天文館)にさかのぼる。明治期までは空き地の目立つ寂しい場所だったが、大正から昭和初期に路面電車が通り、映画館や劇場が集まったことで一気に人が押し寄せる街になった。老舗百貨店の山形屋を核に商店や町屋がショッピングゾーンへと姿を変え、戦前にはほぼ今の街並みができあがった。現在も昼夜を問わず人で賑わう、鹿児島の顔といえるエリアである。
このエリアの見どころは40か所ほどあり、その多くは薩摩の歴史を伝える史跡や記念碑だ。西郷隆盛像や南洲翁終焉之地之碑、鶴丸城址といった幕末・維新ゆかりの場所のほか、ザビエル上陸記念碑やザビエルと薩摩人の像など、日本にキリスト教を伝えた宣教師の足跡をたどれる碑も点在する。少し足を延ばせば名園として知られる仙巌園(磯庭園)や、世界遺産に関わる寺山炭窯跡・関吉の疎水溝もある。おはら節発祥の地の碑もあり、街歩きそのものが鹿児島の歴史散歩になる。春はJC千本桜と名の付く桜の名所も楽しみのひとつだ。
玄関口は市電の天文館通電停で、電停を降りればすぐアーケード街に入れる。九州新幹線で博多から鹿児島中央駅まで約1時間20分なので、県外からは鹿児島中央駅経由で市電に乗り継ぐのが分かりやすい。周辺には駐車場が25か所ほどあり、車で訪れる場合も停める場所には困りにくい。アーケードは全蓋型・片屋根型などを合わせて約3.5kmに及び、桜島の降灰や夏の強い日差しを避けるために作られたものなので、天候を気にせず歩き回れるのがありがたい。史跡めぐりと合わせて、飲食店60軒が集まる街での食事も楽しみたい。
鹿児島市街地・天文館の見どころ・お店ガイド
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