
熊川宿
写真: Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons
| 場所 | 福井県三方上中郡若狭町 |
|---|---|
| 特徴 | 旧鯖街道の宿場町・重伝建地区 |
| 開湯・由来 | 1589年に浅野長政が宿場町として整備 |
| 最寄り駅 | 上中駅 |
| 住所 | 福井県三方上中郡若狭町熊川、新道 |
| 掲載数 | 38件 |
Wikipedia「熊川宿」(CC BY-SA 4.0)/地点・地図・営業時間・最寄り駅は観光地なびのデータ
熊川宿は、若狭と京都を結ぶ旧鯖街道の宿場町として栄えた町だ。室町時代に沼田氏が山城を築いた地に、1589年、小浜城主・浅野長政が近江と若狭を結ぶ街道の宿場として整備した。小浜と今津のほぼ中間という立地から、江戸時代を通じて鯖街道随一の宿場として繁栄した。近代に入ると鉄道や自動車の普及で街道は衰え、戸数は最盛期の半分ほどになったが、そのおかげで古い町並みが再開発されずに残り、1996年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。2015年には御食国若狭と鯖街道をめぐる文化財群の一つとして日本遺産にも認定されている。
町並みの中心は瓦葺きの伝統的な建物が並ぶ旧街道で、脇を流れる前川は平成の名水百選に選ばれた水量豊かな水路だ。最古級の町屋である倉見屋、元の位置に現存する唯一の番所という熊川番所、家康が腰かけた松が残る得法寺と歴史の見どころが続き、山手には熊川城主郭、町なかには熊川宿若狭美術館もある。周囲には武奈ヶ嶽や赤岩山など四つの山が自然の名所として控える。食事どころは麺類と和食が各2軒に寿司が1軒と少なめだが、街道歩きの休憩には足りる。行事は5月3日の白石神社例祭で山車が巡行し、10月中旬には80年ぶりに復活した「てっせん踊り」が催されるほか、中条橋は夜間ライトアップされる。
玄関口はJR小浜線の上中駅で、西日本JRバス若江線に乗って10分、「橘町」で降りて徒歩3分ほどで着く。湖西線の近江今津駅からも同じバスで28分なので、京都・大阪方面からはこちらの経路が使える。宿場周辺の見どころは駅から歩ける距離ではなく、徒歩10分以内の施設はゼロで、真ん中あたりでも20分はかかるため、バス利用を前提に計画したい。上中駅が最寄りになるのは2件で、駅から徒歩19分のStatue terra cottaがその一つだ。なお「熊川宿」バス停は宿場の北端にあるので、目的地によっては「橘町」で降りたほうが近い。
熊川宿の見どころ・お店ガイド
※ 営業時間・料金は変わることがあります。おでかけの前に、公式の最新情報をあわせてご確認ください。