
黒川温泉
| 場所 | 熊本県阿蘇郡南小国町・阿蘇山の北 |
|---|---|
| 特徴 | 渓谷沿いに和風旅館24軒の温泉街 |
| 開湯・由来 | 地蔵を祀った岩の裂け目から湧出 |
| 最寄り駅 | JR豊肥本線 阿蘇駅(バス乗継) |
| 掲載数 | 42件 |
黒川温泉は、阿蘇山の北にあたる熊本県阿蘇郡南小国町の山あいに湧く温泉です。田の原川の渓谷をはさんで24軒のこぢんまりとした和風旅館が並び、派手な看板をなくして雑木を植えた統一感のある町並みが、落ち着いた湯の町の情緒をつくっています。村人が祀った地蔵のそばの岩の裂け目から湯が噴き出したという伝説が発祥とされ、その湯は今も共同浴場の地蔵湯に残っています。1986年に始まった「入湯手形」で各旅館の露天風呂を巡れる仕組みが評判を呼び、2009年版のミシュラン・グリーンガイドでは温泉地として異例の二つ星が付きました。
温泉街の楽しみはまず湯巡りで、地蔵湯と穴湯の2軒の共同浴場のほか、薬師湯や大人の日帰り温泉るりの湯、田の原温泉大朗舘の笹のしずくなど、日帰りで入れる湯が8か所あります。歩き疲れたら筋湯温泉足湯で一息つけます。足を延ばすなら、水しぶきを上げる夫婦滝や、やまなみハイウェイ展望所からの眺めが定番です。一目山・みそこぶし山・合頭山・猟師山・おむすび山と山歩きの候補も多く、立護山満願寺や満山神社に参れば、湯治場として歩んできた土地の信仰にも触れられます。地熱の里らしい九州電力八丁原発電所展示館も、雨の日の行き先になります。
公共交通ではJR豊肥本線の阿蘇駅からバスでゆうステーションへ出て、小国郷循環バスに乗り換えて「黒川」で降ります。熊本駅や由布院駅前からは九州横断バス、福岡からは西鉄天神・博多発の高速バスが「黒川温泉」まで直行するので、乗り換えなしで着きたい人はこちらが楽です。車なら九州自動車道の熊本インターから、やまなみハイウェイなどを経由して62kmです。夜21時以降まで開いている店は温泉街に1軒しかないため、夕食は宿で取る前提で予定を組むのが安心です。入湯手形は露天風呂2回に加え、1枚分を飲食店や小売店での買い物にも使えます。
黒川温泉の見どころ・お店ガイド
※ 営業時間・料金は変わることがあります。おでかけの前に、公式の最新情報をあわせてご確認ください。