
布引観音
写真: TANAKA Juuyoh (田中十洋) / CC BY 2.0 / Wikimedia Commons
| 場所 | 長野県小諸市 |
|---|---|
| 特徴 | 「牛に引かれて善光寺参り」伝説発祥の地 |
| 開湯・由来 | 神亀元年(724年)行基が開いたと伝わる |
| 最寄り駅 | 小諸駅・滋野駅(車で約10分) |
| 掲載数 | 66件 |
Wikipedia「釈尊寺」(CC BY-SA 4.0)/地点・地図・営業時間・最寄り駅は観光地なびのデータ
布引観音は、長野県小諸市にある天台宗の寺・釈尊寺の通称で、山号の布引山からこの名で呼ばれます。寺伝では奈良時代の神亀元年(724年)に行基が開き、聖徳太子作と伝わる聖観音を祀ったのが始まりとされます。「牛に引かれて善光寺参り」の伝説が生まれた地としても知られ、信濃三十三観音霊場の第29番札所に数えられています。戦国時代に武田信玄の進攻で焼け、再建後も江戸中期の野火で再び失われましたが、江戸後期に小諸藩主牧野康明の手で現在の堂宇の大半が整えられました。縁日は新暦の5月8日です。
一番の見どころは観音堂内の宮殿で、鎌倉時代の正嘉2年(1258年)造立と分かっている国の重要文化財です。岩屋の中に祀られていたため戦火を免れ、梅鉢懸魚など鎌倉建築の細部が今も残ります。県宝の白山社社殿は室町中期の特徴をとどめる建物で、装飾を抑えた静かな美しさが持ち味です。周辺の小諸側には見どころが40か所あり、小諸城址や島崎藤村像、紅葉ヶ丘・紅葉谷は小諸駅から徒歩5分前後にまとまっています。滋野駅側には力士雷電像や雷電資料館(徒歩22分)があり、あわせて回れます。
玄関口は小諸駅と滋野駅で、布引観音の駐車場まではどちらの駅からも車で10分ほど。車なら上信越道の小諸ICから15分、東部湯の丸ICから20分です。駐車場から本堂までは布引渓谷沿いの参道を歩いて15〜20分。階段は整っているものの険しく、湧水でぬかるむ所もあるので歩きやすい靴が安心です。途中には滝や奇岩、善光寺へつながると伝わる善光寺穴などの見所が続きます。駐車場から小諸市街方面へ300mほどの県道は土砂崩れで通れなくなることがあるため、最新の道路状況の確認を。周辺の飲食は和食とラーメンが各2軒、そば・フレンチ・郷土料理が各1軒あります。
布引観音の見どころ・お店ガイド
※ 営業時間・料金は変わることがあります。おでかけの前に、公式の最新情報をあわせてご確認ください。