
篠栗四国八十八ヶ所・南蔵院
写真: Vanvelthem Cedric / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons
| 場所 | 福岡県糟屋郡篠栗町 |
|---|---|
| 特徴 | 空海を拝する88か所の霊場 |
| 開湯・由来 | 1835年、尼僧・慈忍の祈願に始まる |
| 最寄り駅 | 城戸南蔵院前駅・篠栗駅 |
| 掲載数 | 63件 |
篠栗四国八十八ヶ所は、福岡県糟屋郡篠栗町の山麓や谷あいに点在する88か所の霊場の総称で、弘法大師・空海を拝む巡礼地です。始まりは1835年、四国八十八箇所巡拝の帰りにこの村へ立ち寄った尼僧・慈忍が、困窮する村人の救済を願って祈りを続けたことにさかのぼります。その志を継いだ村人たちの手で石仏が造られ、1854年に88か所すべてに堂宇が建って完成しました。1899年には高野山から南蔵院が移され、霊場を取りまとめる本山となりました。小豆島や知多の霊場とともに「日本三大新四国霊場」に数えられることもあり、豊かな自然の中の静かな巡礼道として親しまれています。
巡礼の中心となる南蔵院は城戸南蔵院前駅から歩いて3分と近く、境内には涅槃像が横たわっています。同じ駅から9分ほど歩けば第八十八番札所の大久保薬師堂があり、巡礼の締めくくりにふさわしい場所です。宇美駅の近くには宇美八幡宮宝物殿や宇美町立歴史民俗資料館があり、駅から徒歩7分前後で立ち寄れます。山歩きが好きなら、筑前山手駅から30分ほど登る米の山展望台や若杉山もおすすめです。遍路がもっとも多いのは3月半ばから4月半ばで、春はこの霊場が一年でいちばんにぎわう季節です。
玄関口となるのは篠栗駅で、界隈の見どころの多くはこの駅が最寄りです。駅から徒歩5分の紅姫稲荷神社や蓮照寺、7分の妙覚寺など、降りてすぐ歩き始められる社寺が並びます。南蔵院の涅槃像を目当てにするなら、城戸南蔵院前駅で降りれば徒歩3分で着きます。全体では駅から徒歩10分以内で行ける場所が24件あり、歩く時間の目安はおおむね13分ほどなので、車がなくても回りやすい土地です。一方で若杉山や龍王山などの自然の名所は駅から30分以上歩くため、時間に余裕を持って計画するとよいでしょう。歩き疲れたら篠栗駅から徒歩25分の若杉の湯で汗を流せます。
篠栗四国八十八ヶ所・南蔵院の見どころ・お店ガイド
※ 営業時間・料金は変わることがあります。おでかけの前に、公式の最新情報をあわせてご確認ください。