
小国・杖立温泉
写真: Sanjo / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons
| 場所 | 熊本県阿蘇郡小国町(一部は大分県日田市) |
|---|---|
| 特徴 | 湧出温度約100℃の塩化物泉。共同浴場5軒 |
| 開湯・由来 | 応神天皇の産湯の伝説。約1800年の歴史 |
| 掲載数 | 55件 |
杖立温泉は熊本県阿蘇郡小国町にある温泉で、温泉街の一部は県境を越えて大分県日田市にまで広がっています。応神天皇の産湯に使われたという開湯伝説を持ち、その歴史はおよそ1800年に及びます。杖立という名は、杖をついて湯治に来た人が帰るころには杖なしで歩けるようになった、という弘法大師ゆかりの言い伝えに由来するとされます。江戸時代には熊本藩の御前湯が置かれ、戦後は「九州の奥座敷」と呼ばれてにぎわいました。泉質は塩化物泉で、湧き出す湯の温度は約100℃にもなります。
杖立川沿いの谷間に大小さまざまな旅館が19軒並び、元湯・薬師湯・御前湯など5軒の共同浴場や足湯のある公園で湯巡りが楽しめます。湯巡り手帳も発行されており、背戸屋と呼ばれる路地の町並み散策や蒸し湯もこの温泉ならではの体験です。季節の見どころは何といっても春のこいのぼり祭りで、4月1日から5月6日まで、3000匹を超えるこいのぼりが川を泳ぐように掲げられます。実はこの川を跨いでこいのぼりを泳がせる催しの発祥地が杖立です。祭りが終わると5月27日・28日には杖立温泉祭が開かれ、夜には特設舞台で地元の人々による芝居が披露されます。
公共交通なら、JR豊肥本線の阿蘇駅または久大本線の日田駅から、それぞれ杖立温泉行きのバスに乗って終点で降ります。福岡方面からは、西鉄天神高速バスターミナルや博多バスターミナルから福岡-黒川温泉線の高速バスに乗り「杖立温泉」で下車できます。車の場合は九州道の熊本インターから国道57号・212号経由で63km、大分道の日田インターからなら国道212号を南へ25kmです。温泉街へ入るときは杖立トンネルではなく、その脇の旧道へ進むのがポイントです。
小国・杖立温泉の見どころ・お店ガイド
※ 営業時間・料金は変わることがあります。おでかけの前に、公式の最新情報をあわせてご確認ください。