
通潤橋・山都町
写真: Totti / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons
| 場所 | 熊本県上益城郡山都町 |
|---|---|
| 特徴 | 国宝の石造単アーチ水路橋 |
| 開湯・由来 | 嘉永7年(1854年)架橋 |
| 掲載数 | 32件 |
Wikipedia「通潤橋」(CC BY-SA 4.0)/地点・地図・営業時間・最寄り駅は観光地なびのデータ
通潤橋は、熊本県山都町の谷に架かる石造の単アーチ水路橋です。江戸時代の嘉永7年(1854年)、水不足に苦しんでいた白糸台地へ水を送るため、地元の惣庄屋・布田保之助が中心となり、名高い石工集団・種山石工や近隣の農民たちの手で築かれました。橋長78メートル、高さ20メートル余りという規模は、江戸期の石橋として日本最大級。石管の継ぎ目を漆喰で密封し、高低差を利用して水を押し上げる逆サイフォンの仕組みは、当時の日本独自の技術の到達点とされます。2023年には土木構造物として全国で初めて国宝に指定されました。
いちばんの見ものは、橋の中央から水が勢いよく噴き出す放水です。本来は石管にたまった泥や砂を洗い流すための作業ですが、農業用水の利用が少ない農閑期に、時間を区切って15分ほど行われ、これを目当てに全国から観光客が訪れます。橋のたもとには、ジオラマや映像で橋の仕組みを学べる通潤橋史料館があり、周辺一帯は白糸台地の棚田とあわせて国の重要文化的景観に選ばれています。山都町には通潤橋のほかにも雄亀滝橋や霊台橋といった石橋が残り、二本杉展望所や、天主山・京丈山など20を数える山々が町を囲みます。石橋めぐりと山歩き、どちらも楽しめる土地です。
公共交通なら、熊本桜町バスターミナルから熊本バスの通潤山荘行きで約1時間半、通潤橋前停留所で降りて徒歩5分です。3つ手前の浜町停留所までなら浜町行きの便もあり本数が増えますが、そこからは徒歩10分になります。福岡・延岡方面からは高速バス「ごかせ号」の山都町停留所から徒歩20分、車なら九州中央自動車道の山都通潤橋インターから約1.6キロです。橋の上を歩けるのは放水日だけで、受付を済ませた人に限られ人数制限もあります。周辺の飲食店やコンビニはごく少ないので、食事や買い物は早めに済ませておくと安心です。
通潤橋・山都町の見どころ・お店ガイド
※ 営業時間・料金は変わることがあります。おでかけの前に、公式の最新情報をあわせてご確認ください。