
屋久島
写真: Grendelkhan / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons
| 場所 | 鹿児島県・佐多岬の南南西約60km沖 |
|---|---|
| 特徴 | 世界自然遺産、島の9割が森林 |
| 住所 | 鹿児島県熊毛郡屋久島町 |
| 掲載数 | 43件 |
屋久島は鹿児島県の大隅半島から南南西へ約60kmの海上に浮かぶ島で、種子島などとともに大隅諸島をつくっている。ほぼ円形に近い島の中央には九州最高峰の宮之浦岳(1936m)がそびえ、島の9割を森林が占める。1993年、姫路城や白神山地などとともに日本で最初に世界遺産に登録された地のひとつで、島の面積の約2割が登録範囲にあたる。樹齢1000年を超える屋久杉の森で広く知られ、なかでも縄文杉は放射性炭素年代測定で樹齢2000年以上と確認されている。雨の多さも際立ち、「月のうち三十五日は雨」と形容されたほどの土地である。
見どころの柱は杉の巨木めぐりで、縄文杉をはじめ、大王杉、夫婦杉、三代杉、二代大杉、くぐり杉、千年杉など名のある木が点在する。縄文杉方面へは大株歩道入口が起点となり、ヤクスギランドでも屋久杉の森を歩ける。山では宮之浦岳を筆頭に永田岳、黒味岳、太忠岳など20の峰が連なり、洋上アルプスとも呼ばれる縦走の世界が広がる。途中には日本最南端の高層湿原である花之江河・小花之江河があり、島内には山小屋も6軒あるので泊まりがけの山行も組める。春から初夏はヤクシマシャクナゲなど固有の花、初夏の永田浜ではアカウミガメの産卵が知られる。
島はほぼ全域が山地で、縄文杉や大王杉といった奥の巨木へは大株歩道入口から歩いて入ることになる。気軽に屋久杉の森を体験したいならヤクスギランドが入りやすい。注意したいのは天候で、山地の年間降水量は8000mmを超えることもある日本有数の多雨地帯のため、雨具は必携になる。山頂付近の年間平均気温は6〜7℃と札幌より低く、60cm以上の積雪や、3月の彼岸以降の大雪・路面凍結、4月でも冠雪が残ることがある。宮之浦岳などの高峰を目指すなら、島内6軒の山小屋を使った余裕ある計画を立てたい。
屋久島の見どころ・お店ガイド
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