
山鹿温泉
写真: Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons
| 場所 | 熊本県山鹿市 |
|---|---|
| 特徴 | アルカリ性単純温泉。なめらかで美肌の湯 |
| 開湯・由来 | 宇野親治が鹿の群れから発見と伝わる |
| 最寄り駅 | 玉名駅・新玉名駅(バス利用) |
| 掲載数 | 33件 |
山鹿温泉は熊本県山鹿市に湧く温泉で、平安時代の辞書に「温泉(ユ)」の地名が載るほど古く、県内で最も歴史のある温泉地の一つとされます。保元の乱で京都から敗れて落ちのびた宇野親治が、渓谷に群れて臥す鹿を見て湯を発見したという伝説があり、「山鹿」の名もこれに由来すると伝わります。江戸時代には宿場町として栄え、「山鹿千軒たらい無し」と謳われるほどの賑わいでした。明治には道後温泉を手本に温泉街が整えられ、いまも旅館やホテルが約20軒並ぶ県内有数の規模を保っています。泉質はアルカリ性単純温泉で、非常になめらかな肌ざわりから美肌の湯として知られます。
温泉街の象徴は共同湯のさくら湯で、もとは道後温泉本館を建てた棟梁を招いて造られ、2012年に和風建築として復元されました。入口前には24時間飲める飲泉場もあります。旧豊前街道には明治築の芝居小屋・八千代座が残り、豊前街道山鹿宿の町並みとあわせて歩けば、宿場町だった頃の風情が味わえます。少し足を延ばすなら、チブサン古墳やオブサン古墳、熊本県立装飾古墳館、山鹿市立博物館と古代史の見どころが続き、湯上がりにはあし湯で一休みできます。季節の主役は毎年8月の山鹿灯籠まつりで、この時期に合わせて訪れる人が多い町です。食事どころは和食とラーメンの店が一軒ずつと控えめなので、夕食は宿でゆっくり取るのが安心です。
鉄道の駅は町になく、熊本桜町バスターミナルか玉名駅・新玉名駅から九州産交バスの山鹿温泉ゆきに乗り、「山鹿温泉(八千代座入口)」で降りるのが基本の行き方です。車なら九州自動車道の植木インターから12km、菊水インターなら9.5kmで着き、温泉街には駐車場も3か所あります。日帰りで湯を楽しめる施設は13か所と多く、ならのさこ温泉いやしの湯や山鹿どんぐり村のほか、家族湯・貸切湯が目立つのがこの町の特徴で、小さな子ども連れでも気兼ねなく入れます。回り方に迷ったら観光案内所が一つあるので、まずそこで相談してから歩き始めると効率よく楽しめます。
山鹿温泉の見どころ・お店ガイド
※ 営業時間・料金は変わることがあります。おでかけの前に、公式の最新情報をあわせてご確認ください。