日帰りなら、伊豆長岡駅からバスで渓谷入り口へ向かい、烏川沿いを1〜2時間歩いてから烏川温泉センターで日帰り入浴する順がいちばん組み立てやすい。車なら国道414号で宇久須方面へ入り、駐車場に停めて散策と温泉を同じ日に回せる。渓谷は標高が低くても木陰と川風で夏場の避暑地として知られ、所要時間は散策だけなら半日、温泉まで含めてもおおむね3〜4時間が目安になる。
烏川渓谷で何ができるか
静岡県伊豆市宇久須に広がる烏川渓谷は、富士箱根伊豆国立公園の範囲に入る自然豊かな渓谷だ。主役は烏川の清流と、国道414号(西伊豆スカイライン)沿いに続く林道・遊歩的な散策路。海に面した西伊豆の入り口付近にありながら、谷あいは体感温度が下がり、7〜8月でも東京圏より過ごしやすい地点として案内される。
散策の軸は「川を見ながら歩く」こと。堰堤や流れの変化、谷幅の狭まりなど、短い距離でも景観のコントラストがはっきりしている。写真目的より、川音と木陰の中をゆっくり歩く向きの場所だ。
伊豆長岡駅 の周辺は、下の地図で確認できる。
※ 地図の印=伊豆長岡駅(会場の陸側)。地図は右上の+−ボタンやホイールで拡大・縮小できます(地図:© OpenStreetMap contributors)
見どころ① 烏川沿いの渓谷散策
渓谷の楽しみ方の中心は、烏川に沿ったウォーキングだ。起点はバス停「烏川温泉」付近、または烏川温泉センター周辺の駐車場が現実的だ。歩行距離は体力的に2〜4km前後を目安にすると、往復含めて1〜2時間程度に収まりやすい。
ルートは舗装された道路脇の歩行と、林の中を抜ける区間が混在する。急な登りは少ないが、足元は段差や湿った石が残るため、スニーカー以上の履き物が無難だ。雨の翌日は水量が増えるため、川縁に近づきすぎない。
見どころ② 烏川温泉センター(日帰り入浴)
渓谷散策とセットで利用されるのが、同エリアの烏川温泉センターだ。源泉から引いた温泉を、日帰りで利用できる公共施設タイプの温浴施設として案内されている。入浴料金は大人770円、小人(小学生)330円(2026年時点・施設掲示の改定があれば公式で要確認)。営業時間は10:00〜19:00(最終受付18:30)が目安で、定休日は施設の月1回程度の休館日があるため、出発前に電話0558-52-1255で確認すると確実だ。
浴槽は内湯・露天風呂があり、散策後の汗を流す用途に向く。タオル類は有料レンタルがあるため、持参すると支払いを抑えられる。
見どころ③ 宇久須・西伊豆への延長
渓谷だけで終わらせず、国道414号を西へ進めると、堂ヶ島や天城湯ケ島方面へ足を延ばせる。烏川渓谷単体は半日コース向きだが、西伊豆の海岸ドライブと組み合わせると1日プランになる。渓谷→温泉→414号で海岸へ、という流れが車移動では組みやすい。
料金・営業時間・アクセス
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 渓谷散策 | 無料(自然環境のため入場料なし) |
| 烏川温泉センター入浴 | 大人770円/小人330円(改定時は公式で要確認) |
| 烏川温泉センター営業 | 10:00〜19:00(最終受付18:30・定休日は月1回程度・要確認) |
| 電車+バス | JR伊豆長岡駅→東海バス「烏川温泉」行き→終点「烏川温泉」下車(伊豆長岡発9:15/10:15/11:15など1日8本前後・2026年ダイヤは公式で要確認) |
| バス所要 | 伊豆長岡駅から約50分 |
| 車 | 東名高速道路「沼津IC」または「函南IC」経由で国道414号西進→宇久須方面(沼津ICから烏川温泉センターまで約40km・約70分が目安) |
| 駐車場 | 烏川温泉センター付近に無料駐車場あり(台数は数十台規模・満車時は周辺路肩は不可のため早めが無難) |
| 散策所要 | 渓谷のみ1〜2時間/温泉込み半日〜3〜4時間 |
| 1日モデル | 伊豆長岡10:15発バス→散策→温泉→15:00台バスで伊豆長岡戻り |
行き方
電車とバス
東京からは東海道新幹線または在来線で「伊豆長岡駅」まで進むのが基本だ。駅東口のバスターミナルから、東海バス沼53系統(伊豆長岡駅〜烏川温泉)に乗り、終点の「烏川温泉」で降りる。渓谷散策の起点と温泉施設が同じエリアにまとまっているため、バス1本で完結しやすい。
帰りは同系統の伊豆長岡行きを利用する。本数が1日8本前後と少ない日があるため、最終便の時刻を先に確認してから渓谷に入ると安心だ。土日祝はレンタカー利用者が増え、バスよりタクシー需要が上がることもある。
車
首都圏からは東名高速道路を利用し、沼津ICまたは函南ICで下りて国道414号(西伊豆スカイライン)を西へ向かう。414号は湾曲と勾配が多く、大型車とのすれ違いに注意が必要だ。烏川温泉センター付近に駐車場があり、そこから渓谷へ向かう形が一般的だ。
414号は観光シーズンに渋滞しやすい区間がある。特に夏休み・連休は午前中の出発を推奨する。
行く前に知っておきたい注意点
渓谷は管理された遊歩道だけでなく、車道に近い区間もある。歩行中は後方から来る車に注意し、反射材や明るい色の服装があると安全側だ。川への立ち入りは水量次第で危険になるため、禁止区域やロープの有無を守る。
烏川温泉センターは定休日が月に1回程度設定されている。日帰り入浴目的なら、休館日と最終受付18:30を外さない。タオル・シャンプー類は有料のため、必要なら持参する。
バス本数が限られるため、伊豆長岡駅からの最終便以降はタクシー手配が必要になる。タクシー料金は距離制で、伊豆長岡駅まで数千円〜1万円前後になるケースがある(正確な運賃はタクシー会社に要確認)。
夏季は虫除け対策を。冬季は日没が早く、414号の走行も暗くなるため、15時以降の散策開始は避ける。
まとめ
烏川渓谷は、伊豆長岡からバス約50分、または沼津ICから車で約70分で到着できる、日帰り向きの渓谷だ。散策1〜2時間に烏川温泉センターの日帰り入浴(大人770円・10:00〜19:00)を足せば、半日〜3〜4時間で満足しやすい。結論として、公共交通なら「伊豆長岡→烏川温泉バス→渓谷散策→温泉→伊豆長岡戻り」、車なら「414号で宇久須入り→駐車→散策→温泉」が基本形になる。
詳しくは箱根湯本の日帰り入浴|料金・時間・行き方でまとめています。
よくある質問
Q. 烏川渓谷だけで何時間あれば足りますか?
渓谷沿いを往復でゆっくり歩くなら1〜2時間が目安だ。烏川温泉センターで入浴まで含めるなら、移動・休憩込みで半日〜3〜4時間を見ておくと余裕が出る。
Q. 電車だけで行けますか?
可能だ。JR伊豆長岡駅から東海バス沼53系統「烏川温泉」行きの終点で降りれば、渓谷と温泉の起点に着く。ただし1日8本前後と本数が少ないため、帰りの時刻表は事前確認が必須だ。
Q. 入浴料金はいくらですか?
烏川温泉センターは大人770円、小人330円が目安だ。料金改定やキャンペーンがある場合があるため、出発前に施設へ電話0558-52-1255で確認する。
Q. 駐車場はありますか?
烏川温泉センター付近に無料駐車場があり、数十台規模で案内されている。夏休み・連休午前は満車になりやすいため、早めの到着が無難だ。
Q. 夏の服装はどうすればいいですか?
谷あいは木陰で体感温度が下がるが、湿度は高い。速乾性の上着、歩きやすい靴、虫除け対策があると快適だ。温泉利用を予定するなら着替えとタオル持参を推奨する。
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