夏なら関越自動車道・沼田ICから約30分(約20km)で標高1,300mのたんばらラベンダーパークへ行き、8:30〜17:00(2026年6月27日〜8月30日)の営業時間内に入園するのがいちばん手早い。入園料は中学生以上1,200円・小学生500円。湿原散策やブナ林ハイキングは入場無料で、センターハウス駐車場から玉原湿原まで徒歩15分・一周約1時間。車なら首都圏から約2時間、公共交通は土日祝の迦葉山線バスか夏季の無料送迎バスが選択肢になる。
たんばらラベンダーパーク|5万株の高原花畑
迦葉山玉原高原の夏の主役は、標高1,300mに広がるたんばらラベンダーパークだ。約5万株のラベンダーが7月上旬〜8月下旬にかけて咲き、早咲き「こいむらさき」・中咲き「ナナナリサワ」・遅咲き「グロッソ」の3品種が順番に見頃を迎える。夏の平均気温は20℃前後で、都心の暑さを避けたい日の目的地として向く。
2026年の営業期間は6月27日(土)〜8月30日(日)。営業時間は8:30〜17:00で、最終入園は15:45まで。園内は夏山リフト(8:30〜16:00運行、片道600円)で移動でき、子どもから高齢者まで坂道を歩かず花畑を巡れる。駐車場は2,000台収容・無料。
半日コースの目安は、入園から園内散策2〜3時間。ラベンダーパークだけで半日を使うなら、午前中に入園してリフトで園内を一周し、午後に湿原へ足を延ばす動き方が回りやすい。伊那西部高原の楽しみ方|見どころ・所要時間・行きのように標高の高い高原を夏に訪れる場合と同様、上着を1枚用意しておくと安心だ。
玉原湿原(小尾瀬)|木道で歩く湿原散策
武尊山(標高2,158m)の山麓、標高1,200〜1,550m一帯に広がる玉原湿原は、日本海型ブナ林に囲まれた湿原で「小尾瀬」とも呼ばれる。植生の珍しさから尾瀬に例えられ、ミズバショウをはじめ数十種類の湿原植物が咲く。
散策は入場無料。車止めから湿原まで徒歩10分、遊歩道を1周して戻ると約1時間。センターハウスに駐車した場合は、湿原まで徒歩15分・湿原一周でセンターハウスまで戻るのに約1時間。木道が整備されているため、軽装で歩ける。
4月下旬〜5月上旬はミズバショウの見頃。雪解けは例年ゴールデンウィーク頃で、5月中旬〜6月上旬はブナ林の新緑、7月上旬〜中旬はニッコウキスゲが咲く。湿原は4月下旬〜10月下旬まで散策可能だ。
迦葉山 の周辺は、下の地図で確認できる。
※ 地図の印=迦葉山(会場の陸側)。地図は右上の+−ボタンやホイールで拡大・縮小できます(地図:© OpenStreetMap contributors)
ブナ平と玉原湖|東京から最も近いブナの巨木群
玉原高原は、ブナの巨木が見られる東京から最も近い場所とされる。標高1,300mの平坦地「ブナ平」では、5月中旬〜6月上旬の新緑、10月中旬〜下旬の紅葉が見どころになる。湿原散策から少し足を伸ばすと、巨木が林立するブナ平へ出られる。
玉原湖は四季折々の表情が変わる景勝地で、紅葉の見頃は10月中旬〜下旬。9月下旬〜10月中旬には、たんばらコキアガーデンで約1万本のコキアが一面に広がる(2026年の開園日程・料金は玉原東急リゾートの公式情報で要確認)。
| スポット | 散策時間の目安 | 入場料 | 主な見どころ時期 |
|---|---|---|---|
| 玉原湿原 | 約1時間(一周) | 無料 | 4月下旬〜5月上旬(ミズバショウ) |
| ブナ平 | 湿原から足を延ばして1〜2時間 | 無料 | 5月中旬〜6月上旬(新緑)・10月中旬〜下旬(紅葉) |
| たんばらラベンダーパーク | 2〜3時間 | 中学生以上1,200円・小学生500円 | 7月上旬〜8月下旬 |
料金・営業時間・アクセス
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県沼田市玉原高原 |
| 標高 | 1,200〜1,550m(国有林の森林リゾート) |
| 湿原・ブナ林 | 入場無料・通年散策可(冬季は積雪に注意) |
| たんばらラベンダーパーク(2026年) | 6月27日(土)〜8月30日(日)/8:30〜17:00(最終入園15:45) |
| ラベンダーパーク入園料 | 中学生以上1,200円・小学生500円・ペット500円・未就学児無料 |
| 夏山リフト | 片道600円(8:30〜16:00、下り最終16:30) |
| ラベンダーパーク駐車場 | 無料・2,000台収容 |
| センターハウス | 9:00〜17:00(ハイシーズンは早開あり)/定休:木曜(冬期閉鎖あり)/トイレのみ |
| センターハウス駐車場 | 30台、中心広場100台以上(大型車は中心広場) |
| 電話(ラベンダーパーク) | 0278-23-9311(玉原東急リゾート) |
| 電話(センターハウス) | 0278-23-9507 |
| 電話(沼田市観光協会) | 0278-25-8555 |
行き方
車で行く場合
関越自動車道・沼田ICから県道266号経由で玉原方面へ約30分(約20km)。湿原・ブナ平ならたんばらセンターハウス、夏の花畑ならたんばらラベンダーパークが目的地になる。首都圏からは約2時間が目安だ。
電車・バスで行く場合
JR上越線・沼田駅が最寄りとなる。公共交通だけでは選択肢が限られる。
| 交通手段 | 運行条件 | 備考 |
|---|---|---|
| 関越交通バス(迦葉山線) | 土日祝のみ、午前1便・午後2便 | たんばらセンターハウス停は5月1日〜10月31日のみ |
| ラベンダーパーク無料送迎バス | 7月中旬〜8月中旬 | 上毛高原駅・沼田駅発、要予約 |
| タクシー・レンタカー | 通年 | 上記以外の曜日はこちらが現実的 |
冬季(11月下旬〜5月上旬)はたんばらスキーパーク(標高1,250〜1,550m)が営業し、初中級斜面が約8割を占めるゲレンデとして利用される。スキーシーズン以外の駐車は、ラベンダーパーク周辺で無料となる。
行く前に知っておきたい注意点
標高1,200m超のため、都心より気温が5〜10℃低い。夏でも朝晩は15℃前後まで下がることがあり、ラベンダーパークでも上着があると快適だ。
センターハウスは定休が木曜日で、冬季は閉鎖期間がある。トイレ目的で訪れる場合は、営業日・時間(9:00〜17:00)を事前に確認しておく。
公共交通は土日祝限定のバスしかなく、平日はタクシーかレンタカーが必要になる。ラベンダーパークの無料送迎バスは7月中旬〜8月中旬のみで、たんばらラベンダーパークの公式サイトから事前予約が必要だ。
湿原の木道は整備されているが、雨天時は滑りやすい。冬季は積雪で通行止めになる区間もある。営業時間・入園料・バスダイヤは変更されることがあるため、出発前に沼田市観光協会または玉原東急リゾートの最新情報を確認してほしい。
まとめ
迦葉山玉原高原は、標高1,200〜1,550mの国有林に広がる通年型の森林リゾートだ。夏なら2026年6月27日〜8月30日営業のたんばらラベンダーパーク(入園料中学生以上1,200円)が主役。湿原散策(約1時間・無料)とブナ平のハイキングを組み合わせれば1日コースになる。
アクセスは関越道・沼田ICから約30分(約20km)が基本。公共交通は土日祝の迦葉山線バスか、夏季の予約制送迎バスに限られる。首都圏から約2時間で、標高1,300mの涼しい高原へ足を延ばせる。富士見高原の楽しみ方|見どころ・所要時間・行き方のように標高の高い自然エリアを計画的に回る感覚で、季節に合わせて湿原・花畑・紅葉の順番を決めると効率よく楽しめる。
よくある質問
Q. 迦葉山玉原高原は1日で回れますか?
半日ならラベンダーパークか湿原散策のどちらか1か所に絞るのが現実的だ。ラベンダーパーク(2〜3時間)と湿原一周(約1時間)を両方入れるなら1日必要になる。ブナ平まで足を延ばす場合は、さらに1〜2時間を見込んでおく。
Q. ラベンダーパークの入園料に含まれるものは何ですか?
2026年の入園料は中学生以上1,200円・小学生500円・ペット500円(未就学児無料)。夏山リフト(片道600円)は別料金で、往復利用する場合は片道券を2枚購入する。障がい者手帳提示で割引あり(中学生以上600円・小学生300円)。
Q. 電車だけで行けますか?
JR沼田駅までは行けるが、高原まではバス本数が少ない。土日祝なら関越交通バス(迦葉山線)が午前1便・午後2便運行。7月中旬〜8月中旬は上毛高原駅・沼田駅からラベンダーパーク無料送迎バス(要予約)も走る。平日はタクシーかレンタカーが必要だ。
Q. ミズバショウはいつ見られますか?
玉原湿原と玉原十二沢の2か所に群生している。玉原湿原は4月下旬〜5月上旬、玉原十二沢は4月下旬〜5月初旬が見頃の目安だ。センターハウスから湿原までは徒歩15分。十二沢はたんばらスキーパーク入口看板を右折せず約500m直進、三叉路を右折し100m直進した案内標から徒歩約2分。
Q. 駐車場はどこに停めればよいですか?
たんばらラベンダーパークには2,000台収容の無料駐車場がある。湿原・ブナ平向けには、センターハウス30台と中心広場100台以上の駐車場がある(大型車は中心広場)。スキーシーズン(11月下旬〜5月上旬)の駐車料金は、玉原東急リゾートの案内で要確認だ。
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調査・執筆:観光地なび 編集部。本記事の情報は2026年9月時点のものです。営業時間・料金は変わる場合があります。
