塩原温泉の日帰り入浴は、2026年9月時点で公式に案内されている施設だけを見ると、足湯公園「湯っ歩の里」が大人300円(9:00〜18:00)、温泉街の旅館・ホテルが500〜700円、日帰り専門施設が平日800円前後、大江戸温泉物語Premium ホテルニュー塩原が平日1,050円・土日祝1,550円と幅があります。電車ならJR那須塩原駅西口からJRバス関東「塩原本線」で塩原温泉バスターミナルまで片道1,240円(2025年4月1日改定)、所要約65分が目安です。武雄温泉のように駅前の公衆浴場1か所に集約された形ではなく、十一の温泉・150以上の源泉が箒川渓谷沿いに散らばるのが塩原の日帰り入浴の特徴です。
箒川渓谷に十一の湯が散らばる温泉郷
塩原温泉は、栃木県那須塩原市の箒川渓谷沿いに広がる温泉郷です。源泉遺産 塩原温泉郷公式サイトによると、大網・福渡・塩釜・門前・古町・中塩原・上塩原・元湯・新湯など十一の温泉が点在し、約150の源泉から無色透明から白濁・茶褐色まで泉質の異なる湯が湧いています。日帰り入浴は、公営の足湯公園、日帰り専門の温泉施設、旅館・ホテルの大浴場の3タイプに分かれ、施設ごとに料金・受付時間・最終入場が大きく異なります。出発前に「どのエリアのどの施設か」を決めておくと、バス停選びや所要時間の見積もりがしやすくなります。
那須塩原 の周辺は、下の地図で確認できる。
※ 地図の印=那須塩原。地図は右上の+−ボタンやホイールで拡大・縮小できます(地図:© OpenStreetMap contributors)
300円から入れる足湯公園「湯っ歩の里」
塩原温泉湯っ歩の里は、那須塩原市公式サイトが案内する公営の温泉公園です。全長60mの足湯回廊が主役で、2025年4月1日からの入館料は大人(高校生以上)300円、中学生・小学生・65歳以上・障がい者200円、幼児無料です。開館時間は9:00〜18:00(12月〜3月は17:00まで)で、休館日は毎週木曜日(祝日の場合は翌日)です。全身浴ではなく足湯施設のため、渓谷散策の合間に気軽に立ち寄る使い方が向いています。塩原温泉バスターミナルから徒歩圏にあり、温泉街の中心部で最初の1軒に選びやすい施設です。
平日800円の日帰り専門施設
塩原 あかつきの湯
塩原 あかつきの湯の公式サイトによると、営業時間は10:00〜22:00(最終受付21:00)、定休日は毎月第3水曜日(祝日の場合は翌日)です。入館料は平日大人800円・小学生以下400円、土日祝大人1,000円・小学生以下500円、3歳以下無料。平日17:00以降は大人700円・小学生以下350円の夜間料金が適用されます。源泉掛け流しの大浴場に加え、サウナ・水風呂・バーデプール(水着着用)を備え、1日ゆっくり過ごす日帰り向きの施設です。JRバス「関谷上宿」バス停から徒歩約10分、駐車場150台です。
みかえりの郷 彩花の湯
那須塩原市観光局公式サイトの案内では、彩花の湯は10:00〜22:00、定休日は第3水曜日、料金は大人700円・子供(3歳〜小学生)400円です。内風呂と高台からの眺望露天風呂があり、関谷エリアで700円前後の日帰り入浴を探すときの選択肢になります。
塩原グリーンビレッジ 森のいで湯 福のゆ
源泉遺産 塩原温泉郷公式サイトの日帰り温泉一覧によると、福のゆは10:00〜20:00(年中無休)、料金は大人(中学生以上)750円・小人(3歳〜小学生)430円・シニア(65歳以上)380円です。渓谷を望む露天風呂があり、JRバス「福渡口」バス停が最寄りです。
500〜700円で入れる温泉街の旅館・ホテル
源泉遺産 塩原温泉郷公式サイトが案内する、温泉街中心部の日帰り入浴可施設は次のとおりです。
| 施設名 | 大人料金 | 営業時間 | 最寄りバス停 |
|---|---|---|---|
| ホテルおおるり | 500円 | 6:00〜21:00 | 塩原温泉バスターミナル |
| 亀の井ホテル塩原 | 700円 | 12:00〜20:00(受付終了19:30) | 塩原門前 |
| 赤沢温泉旅館 | 700円 | 9:00〜21:00(最終入館20:00) | 塩原温泉バスターミナル付近 |
いずれも利用前の電話確認を公式サイトで推奨しています。亀の井ホテル塩原は12歳以上700円、6歳以上12歳未満300円(わんわんパラダイス プレミア 塩原公式サイト)で、塩化物泉の源泉かけ流し露天風呂が日帰りの目玉です。ホテルおおるりは500円と温泉街で最も安い公式料金帯のひとつで、早朝6:00から入れます。
朝7時から夜24時まで使える大型施設
大江戸温泉物語Premium ホテルニュー塩原の公式サイトによると、日帰り入浴は予約不要で、営業時間は7:00〜10:00と15:00〜24:00(最終受付22:00)の2部制です。料金は大人平日1,050円・土日祝1,550円・繁忙日1,750円、小学生平日350円・土日祝450円・繁忙日510円、幼児・3歳未満無料です。タオルレンタル330円(別料金)、料金は消費税・入湯税込みです。朝イチか夕方以降に長時間入りたい場合の選択肢になります。JRバス「塩原門前」バス停が最寄りです。
奥塩原方面では、秘湯の宿元泉館(公式サイト)が日帰り入浴8:00〜最終受付19:00、大人1,000円・子供500円で高尾の湯大浴場と渓流露天風呂を開放しています。にごり湯を求める場合はこちらが該当しますが、休前日・休日の14:00〜17:30は利用制限がある場合があるため、事前の電話確認が必要です。
料金・営業時間・アクセス
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 湯っ歩の里・料金 | 大人300円/中学生以下等200円/幼児無料(2025年4月1日改定・那須塩原市公式) |
| 湯っ歩の里・時間 | 9:00〜18:00(12〜3月は17:00まで)/休館:毎週木曜(祝日は翌日) |
| あかつきの湯・料金 | 平日大人800円・子400円/土日祝大人1,000円・子500円/平日17時以降大人700円・子350円 |
| あかつきの湯・時間 | 10:00〜22:00(最終受付21:00)/定休:毎月第3水曜 |
| 彩花の湯・料金 | 大人700円/子供400円 |
| 彩花の湯・時間 | 10:00〜22:00/定休:第3水曜 |
| 福のゆ・料金 | 大人750円/小人430円/シニア380円 |
| 福のゆ・時間 | 10:00〜20:00/年中無休 |
| ホテルニュー塩原・料金 | 大人平日1,050円・土日祝1,550円/小学生平日350円・土日祝450円 |
| ホテルニュー塩原・時間 | 7:00〜10:00、15:00〜24:00(最終受付22:00) |
| 元泉館・料金 | 大人1,000円/子供500円 |
| 元泉館・時間 | 8:00〜最終受付19:00 |
| 那須塩原駅→塩原温泉BT・バス | JRバス関東塩原本線、片道1,240円(2025年4月1日改定)、約65分 |
| 西那須野駅→塩原温泉BT・バス | 同線、片道990円(2025年4月1日改定)、約45分 |
| 塩原渓谷フリーきっぷ | 大人2,050円、利用開始日から2日間有効(JRバス関東公式) |
| 西那須野塩原IC→温泉街・車 | 国道400号経由 約30分(塩原温泉ビジターセンター公式) |
| ゆーバス(温泉街内) | 1回200円、1日乗り放題400円(那須塩原市公式・塩原温泉郷公式) |
出典:那須塩原市、塩原 あかつきの湯、大江戸温泉物語Premium ホテルニュー塩原、秘湯の宿元泉館、源泉遺産 塩原温泉郷、那須塩原市観光局、JRバス関東、塩原温泉ビジターセンター
行き方
電車+バス(予約不要) JR東北新幹線那須塩原駅西口のバス停から、JRバス関東「塩原本線(那須塩原駅〜西那須野駅〜塩原温泉バスターミナル)」に乗ります。2024年4月1日改正時刻表では、那須塩原駅発の最早便は7:00頃、塩原温泉バスターミナル着は8:30頃です。片道1,240円(2025年4月1日改定)、所要約65分。JR在来線の西那須野駅西口からも同線に乗れ、片道990円・約45分です。2日間温泉街内のバス停で乗り降り自由の「塩原渓谷フリーきっぷ」(大人2,050円、2日間有効)があるため、日帰りでも複数の施設を回るなら検討の余地があります。
車 東北自動車道西那須野塩原ICから国道400号を塩原温泉郷方面へ約30分(塩原温泉ビジターセンター公式)。温泉街中心は塩原温泉バスターミナル付近、あかつきの湯・彩花の湯は関谷方面、福のゆ・元泉館は渓谷奥方向と、施設ごとにアプローチが分かれます。施設の最寄りバス停は源泉遺産 塩原温泉郷公式サイトのバス停一覧で確認できます。
温泉街内の移動 塩原温泉バスターミナルから各施設へは、那須塩原市の地域バス「ゆーバス」(1回200円、1日400円)が使えます。バスターミナルから門前・畑下・福渡・七ツ岩吊橋など主要バス停へ巡回します。
日帰り入浴の選び方を他地域と比べるなら、箱根湯本の日帰り入浴|料金・時間・行き方も参考になります。
行く前に知っておきたい注意点
塩原温泉 華の湯は2023年4月1日から営業休止中(栃木県公式観光サイト)で、日帰り入浴の選択肢に含められません。古町温泉の共同浴場「もみじの湯」も、塩原温泉郷公式サイト上は休業情報の確認が必要な状態です。ネット記事に載っていても、出発前に塩原温泉観光協会(0287-32-4000、受付8:30〜18:00・年中無休)へ問い合わせるのが確実です。
旅館・ホテルの日帰り入浴は、公式サイトでも「事前に電話確認」と案内されている施設が多く、不定休・入浴制限・最終受付30分前など個別ルールがあります。元泉館は繁忙期の14:00〜17:30に日帰り利用制限がある場合があります。
冬季は箒川沿いの道路に積雪・凍結があり、塩原十一湯の奥部(元湯・新湯方面)へはバス本数が減ることがあります。大江戸温泉物語Premium ホテルニュー塩原は入れ墨・タトゥーがある場合、指定カバーシール(有料)で完全に覆える場合のみ大浴場利用可と公式に記載されています。
営業時間・料金は変わることがあるので、最新情報は各施設の公式サイトで確認を。
まとめ
塩原温泉の日帰り入浴は、十一の温泉が渓谷沿いに散らばる構成が前提です。300円の足湯公園から1,550円の大型ホテルまで公式料金帯が分かれ、施設選び=エリア選びになります。電車利用ならJR那須塩原駅から塩原温泉バスターミナルまでバス1,240円・約65分、温泉街内はゆーバス200円で移動。平日800円でサウナ付きならあかつきの湯、500円で早朝からならホテルおおるり、朝と夜の2部制ならホテルニュー塩原、にごり湯なら元泉館——料金・時間・泉質の3点で絞るのが近道です。
よくある質問
Q. 塩原温泉で一番安く日帰り入浴できる施設はどこですか?
源泉遺産 塩原温泉郷公式サイトが案内する現行施設のなかでは、ホテルおおるりの大人500円(6:00〜21:00、最終入場20:00)が最も低い料金帯です。ただし旅館の日帰り入浴は不定休があり、事前の電話確認が必要です。全身浴ではなく足湯だけなら、塩原温泉湯っ歩の里が大人300円です。
Q. 那須塩原駅から塩原温泉までバスで行けますか?
JRバス関東「塩原本線」で、那須塩原駅西口から塩原温泉バスターミナルまで片道1,240円(2025年4月1日改定)、所要約65分です。予約不要で、2024年4月1日改正時刻表では最早便が7:00頃発です。西那須野駅からは片道990円・約45分です。
Q. 武雄温泉との違いは何ですか?
武雄温泉は駅前に公衆浴場が集中する構成が中心です。塩原温泉は十一の温泉・150以上の源泉が箒川渓谷沿いに広がり、足湯公園・日帰り専門施設・旅館・大型ホテルと施設タイプと泉質の選択肢が多い点が大きな違いです。温泉街内の移動にバス(ゆーバス200円)が必要になる場合もあります。
Q. 日帰りでにごり湯に入れる施設はありますか?
秘湯の宿元泉館が、日帰り入浴で高尾の湯大浴場と渓流露天風呂を利用できます。料金は大人1,000円・子供500円、8:00〜最終受付19:00です(公式サイト)。奥塩原方面のため、JRバスで湯の花荘バス停付近まで行き、事前に電話(0287-32-3155)で空きを確認してください。
Q. 2軒以上回るならどんな切符がお得ですか?
JRバス関東の「塩原渓谷フリーきっぷ」は大人2,050円で、利用開始日から2日間、那須塩原駅・西那須野駅から塩原温泉バスターミナル間および塩原本線の途中バス停で乗り降り自由です。那須塩原駅からの往復普通運賃2,480円より430円安く、温泉街内の複数バス停を使う日帰り湯めぐりに向きます。温泉街内だけ移動するなら、ゆーバス1日乗り放題400円も選択肢です。
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調査・執筆:観光地なび 編集部。本記事の情報は2026年9月時点のものです。営業時間・料金は変わる場合があります。
