このページは2027年の開催情報が公式に発表され次第、最新の日程に更新します。来年の予定を調べる目印としてご利用ください。
湯村温泉(兵庫県美方郡新温泉町)では、毎年8月24日夜に湯村の火祭りが開かれます。春来川の両岸に集まった子どもたちが「ジーロンボ、ターロンボ、ムーギノナーカノクーロンボ」のはやし言葉を唱えながらトーチ棒を打ち振る、新温泉町の無形民俗文化財に指定された伝統行事です。観光客もトーチ棒を持って参加できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年8月24日(月) |
| 開始時刻 | 日没後(詳細は要確認) |
| 会場 | 春来川両岸(湯村温泉街、新温泉町湯) |
| 参加費 | 公式サイトに記載なし(要確認) |
| 問い合わせ | 湯村温泉観光協会 0796-92-2000 / 温泉公民館 0796-92-1870 |
はやし言葉に込められた意味
「ジーロンボ、ターロンボ、ムーギノナーカノクーロンボ」——一聞しただけでは意味がつかみにくいこのはやし言葉には、農耕の祈りが凝縮されています。
- ジーロンボ:天狗の次郎坊
- ターロンボ:天狗の太郎坊
- クーロンボ:麦の中の黒穂(くろぼ)
黒穂は麦に寄生する菌が引き起こす病気で、穂を真っ黒に染めて収穫を台無しにします。農業が暮らしの根幹だった時代、黒穂は村全体の食を脅かす存在でした。悪をもたらす天狗と黒穂をひとまとめに名指し、炎で焼き払うことで五穀豊穣・無病息災を祈るのがこの祭りの本義です。
この呪文を知ってから子どもたちの声を聞くと、単なる夏祭りとはちがう重みが感じられます。
※ 地図の印=湯村温泉(会場の陸側)。地図は右上の+−ボタンやホイールで拡大・縮小できます(地図:© OpenStreetMap contributors)
春来川を囲む炎の光景
祭りの舞台は、湯村温泉街のまんなかを流れる春来川の両岸です。日が暮れると、川の左右に子どもたちが並び、はやし言葉に合わせてトーチ棒(かつての松明を現代化したもの)を大きく弧を描くように打ち振ります。
川面に映る炎の揺れと、子どもたちの声が夜の温泉街に響く場面は、日中の観光とはまるで異なる空気をつくります。湯村温泉は荒湯をはじめとする温泉が街なかに湧く小さな温泉地で、その路地や川岸が夜の祭りの場に早変わりする様子は、ここでしか見られない光景です。
観光客もトーチ棒で参加できる
地元の子ども会が主体となって受け継いできた行事ですが、新温泉町公式サイトには「観光客が一緒にトーチ棒の炎を打ち振ります」と明記されています。温泉に泊まった当日の夜、そのまま祭りに加わることができるのは、泊まりがけで訪れる大きな理由になります。
当日の参加方法・トーチ棒の受け取り場所などは、事前に湯村温泉観光協会(0796-92-2000)または温泉公民館(0796-92-1870)に確認しておくと安心です。
料金・アクセス
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 参加費 | 公式サイトに記載なし(要確認) |
| 最寄り駅 | JR山陰本線 浜坂駅 |
| 浜坂駅→湯村温泉(バス) | 全但バスで約25分(約1時間ごとに運行) |
| 八鹿駅→湯村温泉(バス) | 全但バスで約75分(1日6便・急行1便は60分) |
| 大阪(梅田)→湯村温泉(高速バス) | 全但バスで約3時間 |
| 神戸(三ノ宮)→湯村温泉(高速バス) | 全但バスで約3時間 |
| JR特急はまかぜ(大阪駅→浜坂駅) | 約3時間45分 |
| JR特急はまかぜ(神戸駅→浜坂駅) | 約3時間20分 |
| 車(関西方面) | 中国自動車道吉川JCT→舞鶴若狭自動車道→北近畿豊岡自動車道 八鹿氷ノ山IC→国道9号線 |
| 車(姫路方面) | 播但自動車道→北近畿豊岡自動車道 八鹿氷ノ山IC→国道9号線 |
アクセス
バスの時刻は全但バス公式サイトで最新情報をご確認ください。祭り当日(8月24日)は夜間の便の混み合いが予想されるため、宿泊を組み合わせると移動がスムーズです。
行く前に知っておきたい注意点
開始時刻を事前に確認する
公式サイトには「暗くなってから」とのみ記されており、具体的な時刻は公開されていません。8月下旬の日没は19時台ですが、当日の案内時刻は温泉公民館(0796-92-1870)または湯村温泉観光協会(0796-92-2000)に事前確認を。
足元の準備
春来川の河岸は夜間に暗くなります。サンダルより歩きやすいスニーカーを選んでください。
暑さ対策
8月下旬でも夜の湯村は蒸し暑い日があります。水分は持参し、祭りの前後に荒湯周辺のベンチで休める場所を把握しておくと安心です。
駐車場
公式サイトに駐車場の記載はありません。祭り当日は周辺道路が混雑する可能性があり、バス・鉄道の利用が現実的です。車で行く場合は観光協会に駐車場を確認してください。
荒天時の対応
天候による開催・中止の情報は公式サイトには掲載されていません。台風や大雨が予想される場合は、温泉公民館または観光協会へ直接確認を。
まとめ
湯村の火祭りは、毎年8月24日夜に春来川両岸で行われる、新温泉町の無形民俗文化財です。「ジーロンボ、ターロンボ、ムーギノナーカノクーロンボ」という呪文と炎が温泉街の夜に響く場面は、湯村温泉ならではの夏の体験です。観光客もトーチ棒で参加できるため、温泉泊と組み合わせると祭りをより深く楽しめます。
最新の開始時刻・参加方法は、新温泉町温泉公民館(0796-92-1870)または湯村温泉観光協会(0796-92-2000)で確認のうえお出かけください。
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よくある質問
Q. 湯村の火祭りはいつ開催されますか?
毎年8月24日です。2026年は8月24日(月)、湯村温泉街の春来川両岸で行われます。
Q. 観光客は参加できますか?
新温泉町公式サイトによると、観光客もトーチ棒を持って参加できます。参加方法の詳細は湯村温泉観光協会(0796-92-2000)にお問い合わせください。
Q. 入場料や参加費はかかりますか?
公式サイトに参加費の記載はありません。詳細は温泉公民館(0796-92-1870)または観光協会(0796-92-2000)に確認してください。
Q. 湯村温泉へはどうやって行けますか?
JR山陰本線の浜坂駅から全但バスで約25分が基本ルートです。大阪・神戸からは高速バス(直行便あり)またはJR特急はまかぜを利用できます。
Q. 「ジーロンボ、ターロンボ」のはやし言葉はどういう意味ですか?
次郎坊・太郎坊という天狗と、麦の病気「黒穂(くろぼ)」を指しています。3つをまとめて呼び、炎で焼き払うことで五穀豊穣と無病息災を祈る呪文です。
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調査・執筆:観光地なび 編集部|公式情報・一次情報をもとに作成。本記事の情報は2026年8月時点のものです。営業時間・料金は変わる場合があります。
