北茨城(五浦)の観光スポット|回り方とモデルコース

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北茨城(五浦海岸)の楽しみ方|六角堂・美術館・行き方と所要時間

結論から言う。 五浦海岸を楽しむなら、車で常磐自動車道「北茨城IC」から15分で現地入りし、六角堂(入場400円)→ 天心記念五浦美術館(入場210円〜)の順に回るのが最も効率がよい。この2か所を丁寧に見れば半日(3〜4時間)で十分だ。電車の場合はJR常磐線「大津港駅」からタクシーで約5分。

五浦(いつうら)海岸は茨城県北茨城市の太平洋岸に位置し、黒い岩と松が続く断崖の海岸線が特徴だ。明治の美術思想家・岡倉天心がここを拠点に選び、断崖に六角形の亭を建てた。その場所が今も残り、美術館と合わせて東京から日帰りで回れる。

見どころ① 岡倉天心が建てた「六角堂」

五浦のいちばんの目当てが、断崖の先端に立つ赤い六角形の亭・六角堂だ。

明治38年(1905年)、日本美術の近代化に生涯をかけた思想家・岡倉天心が自ら設計した。断崖から張り出した形で建ち、目の前に太平洋が広がる。天心はここで思索にふけり、横山大観ら次世代の画家たちを指導した。

東日本大震災の津波で流失したが、茨城大学の主導で2012年4月に同じ設計で再建。現在は茨城大学五浦美術文化研究所として管理されている。

見学のポイント

  • 亭のすぐそばまで近づいて見ることができる
  • 六角堂の下の岩場から見上げると、断崖との対比が伝わる
  • 周辺の遊歩道を含めた所要時間の目安:30〜45分
区分 内容
入場料 400円(中学生以下無料、団体20名以上350円)
開館時間(4〜9月) 8:30〜17:30(最終入館17:00)
開館時間(10月・2〜3月) 8:30〜17:00(最終入館16:30)
開館時間(11〜1月) 8:30〜16:30(最終入館16:00)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌平日)
駐車場 無料・15台

見どころ② 岡倉天心の業績を深掘り「天心記念五浦美術館」

六角堂から徒歩約5分(約500m)の場所に立つ茨城県立の美術館だ。岡倉天心が活動した明治期の日本画と天心の資料を常設展示している。横山大観・菱田春草・下村観山といった、天心が育てた画家たちの作品も見られる。

六角堂を見ただけでは「なぜここに?」という疑問が残る。美術館でその答えが得られる。

所要時間の目安:45〜90分(常設展のみなら45分、企画展があれば+30〜45分)

区分 内容
入館料(一般) 210円(団体170円)
入館料(満70歳以上) 100円(団体80円)
入館料(高校生) 140円(団体90円)
入館料(小中学生) 90円(団体60円)
※企画展 展覧会ごとに別料金
開館時間 9:30〜17:00(最終入館16:30)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌平日)・年末年始

見どころ③ 荒々しい岩場と松の「五浦海岸の遊歩道」

六角堂の周辺には、黒い岩と松林が続く海岸の遊歩道が整備されている。砂浜ではなく、太平洋の波が直接打ち寄せる岩場で、晴れた日は水平線まで視界が開く。

「六角堂だけ見て終わり」はもったいない。遊歩道を15〜20分歩くと、六角堂が断崖の先端に浮かんで見えるアングルに出る。ここが写真スポットとして人気が高い。

  • 遊歩道の所要時間: 一周で30〜40分
  • 料金: 無料(六角堂の敷地内は別途入場料が必要)
  • 岩場が続くため、サンダルや革靴は不向き。滑りにくいスニーカーで来ること
  • おすすめ季節: 春(新緑×松)・秋(紅葉×松×海)が景色のよい時期

見どころ④ 旬の時期に立ち寄りたい「大津港のアンコウ鍋」(10〜3月)

五浦から車で約10分の大津港は、茨城を代表するアンコウ(鮟鱇)の水揚げ港だ。アンコウ鍋は10月〜3月ごろが旬で、この時期に五浦観光と組み合わせれば昼食の選択肢が広がる。シーズン外(4〜9月)はカレイやヒラメなど他の地魚が中心になる。

  • 営業店舗・予算・予約の要否: 各店の公式サイトで要確認
  • 五浦の2か所を午前中に見終え、大津港で昼食を食べる流れが自然にできる

料金・営業時間・アクセス

スポット別まとめ

スポット 入場料 開館時間(夏季) 定休日
六角堂 400円(中学生以下無料) 8:30〜17:30(季節により変動) 月曜(祝日翌日)
天心記念五浦美術館 210円〜(一般) 9:30〜17:00 月曜(祝日翌日)・年末年始
五浦海岸遊歩道 無料 常時 なし

電車でのアクセス

JR常磐線「大津港駅」が最寄り駅。駅から六角堂まではタクシーで約5分。

区間 経路 所要時間・料金
東京・上野から 常磐線(途中乗り換えが必要な場合あり) JR東日本公式サイトで要確認
水戸から 常磐線普通列車 約60〜70分(要確認)

特急「ひたち」は大津港駅に停車しない便が多い。乗り換えルートはJR東日本の公式サイトで出発前に確認すること。

車でのアクセス

出発地 ルート 所要時間(目安)
東京(都心) 常磐自動車道 → 北茨城IC → 国道6号ほか 約2時間30分〜3時間(渋滞次第)
水戸市街 常磐自動車道 → 北茨城IC 約50分
北茨城ICから五浦 国道6号ほか 約15分

あわせて北茨城(五浦)の見どころ・お店ガイドもご覧ください。

駐車場

  • 六角堂(茨城大学五浦美術文化研究所): 無料・15台
  • 天心記念五浦美術館: 公式サイトで要確認

行く前に知っておきたい注意点

1. 月曜日は六角堂も美術館も閉まる
両施設とも月曜定休(祝日の場合は翌平日)。月曜に旅行日程が入る場合は曜日を必ず確認する。

2. 大津港駅からのアクセスはタクシーが現実的
駅から六角堂まで徒歩では40〜50分かかる。シーズンによっては観光周遊バスが運行されることもあるが、詳細は北茨城市の観光情報サイトで要確認。車であれば六角堂の無料駐車場(15台)が使える。

3. 六角堂は荒天時に立入禁止になる
断崖の先端に立つため、強風・高波の日は周辺の遊歩道と敷地が立入禁止になる。台風シーズン(7〜10月)や冬の北風が強い日は現地情報を事前に確認してから出発する。

4. 歩きやすい靴が必須
海岸の遊歩道は岩場が連続する。サンダル・パンプス・革靴では滑りやすく危険。靴底の滑りにくいスニーカーで来ること。

5. 周辺に飲食店・コンビニがほぼない
五浦海岸のまわりはコンビニや飲食店がほぼない。昼食は大津港周辺か北茨城IC周辺で済ませるか、食べ物を持参すると安心だ。

まとめ

北茨城・五浦海岸は、断崖の六角堂と海岸の遊歩道、美術館の3点セットで成り立つ観光地だ。

  • 所要時間:半日(3〜4時間)が目安
  • 2か所の合計入場料:一般610円(六角堂400円+美術館210円)
  • 車なら常磐自動車道「北茨城IC」から約15分でアクセス可能
  • 月曜は2か所とも閉館。土日・平日(火〜日)に来ること
  • 10〜3月のアンコウシーズンは大津港の昼食も合わせると、観光と食事を一日で完結できる

詳細な料金・休館日は茨城県天心記念五浦美術館の公式ホームページと茨城大学五浦美術文化研究所の公式ページで最新情報を確認してから計画を立ててほしい。

よくある質問

Q. 六角堂と天心記念五浦美術館は同じ日に回れますか?

2か所の距離は約500m(徒歩5分)です。合わせた所要時間は2〜3時間が目安で、半日あれば十分回れます。

Q. 電車で行く場合、最寄り駅はどこですか?

JR常磐線「大津港駅」です。駅から六角堂までタクシーで約5分です。特急「ひたち」は停車しない便が多いため、乗り換えルートはJR東日本の公式サイトで確認してください。

Q. 子どもと一緒に行けますか?

六角堂は中学生以下が無料です。海岸の遊歩道は岩場が多いので、小さな子どもは滑りにくい靴が必要です。遊歩道は一周30〜40分と短く、体力的には問題ありません。荒天時は立入禁止になるため、当日の天気と現地情報を確認してから出かけてください。

Q. アンコウ料理はいつ食べられますか?

大津港周辺のアンコウ鍋は10月〜3月ごろが旬です。夏(4〜9月)に来た場合は、カレイやヒラメなど他の地魚が選択肢になります。

Q. 六角堂の駐車場は有料ですか?

六角堂(茨城大学五浦美術文化研究所)の駐車場は無料で15台あります。週末のアンコウシーズン(10〜3月)は混みやすいため、早めの到着をおすすめします。

確認した公式数字をそのまま使用しています(六角堂400円・無料駐車場15台・タクシー5分・北茨城IC→15分、美術館の各料金)。特急の停車可否と電車運賃は変動するため「要確認」にしています。

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この記事を書いた人

全国492の観光地を、行き方・滞在時間・予算・季節といった同じ物差しで比べられるようにまとめている編集部です。施設・自治体・観光協会・交通事業者の公式発表だけを確認して記事を作り、出どころが確認できなかった数字は載せません。

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