盛岡からJRバスで約2時間14分・片道2,710円。入洞料は大人1,100円で、龍泉洞と龍泉新洞科学館の2か所が見られます。洞内は30〜40分、科学館を含めて合計約1時間が目安です。9月は8:30〜18:00営業。車なら盛岡から国道455号で約110分、駐車場は合計442台分が用意されています。
ドラゴンブルーの第一〜第三地底湖
龍泉洞の主役は、透明度の高い青い地底湖です。公式資料では「ドラゴンブルー」と呼ばれ、世界有数の透明度を持つ地下水が湖を満たしています。
現在判明している洞内総延長は4,088m、そのうち700mが観光ルートとして公開されています。地底湖は8つが確認されており、うち3つが一般公開されています。第一地底湖から順に進み、第三地底湖までが見学の中心です。第三地底湖は最大水深98mを誇るとされ、最も迫力のあるスポットのひとつです。
洞内は年間を通して気温が10度前後と低く、夏季でも薄手の上着があると動きやすくなります。冬季は水量が少なく水面が安定するため、水の透明度が高まると公式サイトでも案内されています。
龍泉洞・岩泉 の周辺は、下の地図で確認できる。
※ 地図の印=龍泉洞・岩泉(会場の陸側)。地図は右上の+−ボタンやホイールで拡大・縮小できます(地図:© OpenStreetMap contributors)
百間廊下と月宮殿などの鍾乳石
地底湖以外にも、長い年月をかけてできた鍾乳石の造形が見どころです。
「百間廊下」は比較的直線的な通路で、洞窟のスケールを感じやすい区間です。「月宮殿」は鍾乳石と照明が組み合わさった空間として知られています。ほかにも「亀岩」「龍の淵」など、自然の形から名付けられた地点が続きます。
第三地底湖付近からは約270段の急な上り下りの階段があります(日本観光鍾乳洞協会の案内)。滑りにくい靴で、手すりを使いながら進むのが基本です。洞内では天井から水滴が落ちるため、顔や衣服が濡れることがあります。公式サイトではレインコートやフード付きの上着、タオルや帽子の持参が推奨されています。
国の天然記念物に指定された鍾乳洞
龍泉洞は日本三大鍾乳洞のひとつに数えられ、洞内に棲むコウモリとともに国の天然記念物に指定されています。調査は現在も続いており、総延長は5,000m以上ではないかと推定されています。
公開区間700mを歩くだけでも、鍾乳洞の形成過程や地下の水循環を体感できます。龍泉洞事務所の電話番号は0194-22-2566、住所は岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地1です。
龍泉新洞科学館は入洞券1枚で見学できる
入洞料1,100円(大人・高校生)のチケット1枚で、「龍泉洞」と道路向かいの「龍泉新洞科学館」の2か所を見学できます。未就学児は無料です。
科学館の見学時間は10〜15分が目安で、龍泉洞本体の30〜40分と合わせて、園地全体で約1時間を見込むと計画しやすくなります。洞窟の調査成果や地質の解説が展示されており、地底湖を見たあとに回ると理解が深まります。
料金・営業時間・アクセス
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 入洞料(大人・高校生) | 1,100円(消費税込) |
| 入洞料(小・中学生) | 550円 |
| 入洞料(未就学児) | 無料 |
| 共通券の範囲 | 龍泉洞+龍泉新洞科学館 |
| 営業時間(10〜4月) | 8:30〜17:00 |
| 営業時間(5〜9月) | 8:30〜18:00 |
| 定休日 | 年中無休(増水等で臨時閉洞あり) |
| 見学時間(龍泉洞) | 30〜40分 |
| 見学時間(科学館) | 10〜15分 |
| 見学時間(合計) | 約1時間 |
| 駐車場(第一) | 80台(洞窟から約400m) |
| 駐車場(第二) | 47台(洞窟から約70m) |
| 駐車場(新洞科学館前) | 20台(洞窟から約100m) |
| 駐車場(第三) | 295台(洞窟から約500m) |
| 駐車场合計 | 442台 |
詳しくは城端むぎや祭2026の駐車場と交通規制|9月20日(日)通行止めの時間と停める場所でまとめています。
盛岡からの行き方(バス)
JRバス東北「早坂高原線(盛岡〜岩泉・龍泉洞)」が便利です。盛岡駅東口1番乗り場から出発し、「龍泉洞前」で下車します。バス停から入口までは徒歩すぐです。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 盛岡発(主な便) | 9:10/12:10/14:50/17:50 |
| 龍泉洞前着(上記便) | 11:24/14:23/17:04/20:04 |
| 龍泉洞前発(主な便) | 6:00/7:00/8:00/14:00/16:00 |
| 片道運賃(盛岡〜龍泉洞前) | 2,710円 |
| 片道所要時間 | 約2時間14分(9:10発→11:24着) |
| 1日の運行本数 | 盛岡発4本 |
日帰りなら9:10盛岡発(11:24着)と14:00龍泉洞前発の組み合わせが使いやすく、現地で約2時間30分の滞在が取れます。往復バスだけで約4時間28分、見学1時間を足すと、盛岡発着で最低6時間程度を見込んでください。交通系ICカードも利用できます。車内にトイレはなく、道の駅三田貝分校などで3〜5分の休憩があります。
盛岡からの行き方(車)
岩泉町・龍泉洞公式サイトでは、盛岡から国道455号経由で約110分と案内されています。JRバス利用時は約120分です。宮古からは国道45号・455号で約60分、久慈からも約60分です。
三陸鉄道と町民バスを使う場合
三陸鉄道リアス線「岩泉小本駅」は、龍泉洞への玄関口として案内されています。駅前から岩泉町民バス(小本線)で「龍泉洞前」まで約30分、運賃620円(2026年3月14日改定の時刻表)。ただし便数が限られ、最終便など一部は前日17:00までの予約が必要な便があります。鉄道旅と組み合わせる場合は、往復の時刻を先に確認してください。
行く前に知っておきたい注意点
混雑と一方通行。 ゴールデンウィークとお盆が最も混みやすい時期です。繁忙期は観光ルートが一方通行になり、第三地底湖付近の臨時トンネル出口から外に出ます(約60段の階段あり)。来た道を戻れないため、動線を確認してから入洞してください。
臨時閉洞。 増水などで臨時閉洞になることがあります。出発前に岩泉町・龒泉洞公式サイトやSNSで最新情報を確認してください。
服装と持ち物。 洞内は10度前後と冷涼です。第三地底湖付近は約270段の階段があるため、スニーカーなど滑りにくい靴が必要です。水滴対策として、フード付き上着やタオルの持参が推奨されています。
バス本数。 盛岡直通バスは1日4本、町民バスも本数限定です。帰りの時刻を決めてから出発しましょう。
まとめ
龍泉洞・岩泉を効率よく楽しむなら、盛岡からJRバス早坂高原線(9:10発・片道2,710円)で向かい、入洞料1,100円の共通券で洞窟30〜40分と科学館10〜15分を見て、14:00発または16:00発で戻る日帰りプランが組みやすいです。車なら国道455号で約110分、駐車場442台。見どころはドラゴンブルーの3つの地底湖と百間廊下・月宮殿の鍾乳石です。公式の最新営業状況を確認してから出発してください。
よくある質問
Q. 龍泉洞の見学にかかる時間はどのくらいですか?
A. 岩泉町・龍泉洞公式サイトでは、龍泉洞本体が30〜40分、龍泉新洞科学館が10〜15分、合計約1時間が目安です。写真撮影や園地内の移動を含めると1.5〜2時間見込むと余裕が持てます。
Q. 入洞料1,100円で何が見られますか?
A. 1枚のチケットで龍泉洞と龍泉新洞科学館の2か所が見学できます。大人・高校生1,100円、小・中学生550円、未就学児無料です。15名以上の団体には割引料金があります。
Q. 盛岡から日帰りで行けますか?
A. 可能です。JRバス東北の早坂高原線で、盛岡9:10発→龍泉洞前11:24着、帰り14:00発または16:00発を選べば、見学約1時間を含めて盛岡発着6〜7時間程度の日帰りが組めます。片道2,710円、往復5,420円です。
Q. 駐車場はありますか?何台停められますか?
A. 4か所合計442台(第一80台・第二47台・新洞科学館前20台・第三295台)です。第二駐車場が洞窟から約70mと最も近く、第三駐車場は295台と最大です。日本観光鍾乳洞協会の案内では駐車場は無料です。
Q. 三陸鉄道だけで行けますか?
A. 三陸鉄道リアス線「岩泉小本駅」まで行き、岩泉町民バス小本線で「龍泉洞前」まで約30分・620円です。ただしバス本数が限られ、予約が必要な便もあるため、岩泉町公式の時刻表で往復を確認してから計画してください。乗り換えなしで行きたい場合は、盛岡発のJRバス直通(約2時間14分・2,710円)のほうが動きやすいです。
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調査・執筆:観光地なび 編集部。本記事の情報は2026年9月時点のものです。営業時間・料金は変わる場合があります。
