このページは2027年の開催情報が公式に発表され次第、最新の日程に更新します。来年の予定を調べる目印としてご利用ください。
宮城県大崎市の米倉鹿嶋神社で毎年9月9日と10日に行われる「献饌行事(けんせんぎょうじ)」は、県指定無形民俗文化財の秋の神事です。2026年は9月9日(水)に初穂献上から始まり、翌9月10日(木)の神輿巡幸で終わります。
会場は鳴子温泉から陸羽東線で結ばれた大崎市古川米倉で、鳴子温泉街の中ではありません。鳴子温泉に泊まる人は、古川駅を起点に足を伸ばす前提で予定を組んでください。
各儀式の開始時刻や見学の可否は公式には公表されていません。行くなら事前に大崎市役所(代表電話 0229-23-2111)へ確認してからが結論です。
見どころ1 初穂献上から直会まで、収穫を神に捧げる一連の神事
宮城県の文化財紹介によると、行事は9月9日の初穂献上から始まります。その後、神饌の準備、献膳、神酒拝戴、鬼祓(おにやらい)などの儀式を経て、直会(なおらい)に至ります。
| 日付 | 流れ |
|---|---|
| 9月9日(水) | 初穂献上 → 神饌の準備 → 献膳 → 神酒拝戴 → 鬼祓 → 直会 |
| 9月10日(木) | 神輿巡幸で締めくくり |
その年に採れた米を最初に神へ捧げ、供え物を整え、神酒をいただき、災いを祓う。宮城県は、この祭礼を「新嘗祭そのもの」と説明しています。収穫感謝の原型がそのまま残っている点が、この行事の価値です。
※ 地図の印=鳴子温泉(会場の陸側)。地図は右上の+−ボタンやホイールで拡大・縮小できます(地図:© OpenStreetMap contributors)
見どころ2 大崎氏の遺臣が守り継いだ「大崎耕土」の古社
米倉鹿嶋神社は、宮城県の資料で「大崎耕土開拓以来の古社」とされています。大崎耕土は、大崎市の名の由来にもなった戦国大名・大崎氏ゆかりの穀倉地帯です。
戦前までは、佐々木氏をはじめとする大崎氏の遺臣が祭祀を担ってきました。その後、地域の人々も加わるようになり、鹿嶋信仰は農村の信仰として根付きました。武家の祭祀が農村の秋祭りへと姿を変えた経緯が、そのまま行事に刻まれています。
見どころ3 昭和63年指定の県指定無形民俗文化財
大崎市の県指定文化財一覧では、この行事は民俗文化財(風俗慣習)に分類され、昭和63年1月26日に指定されています。大崎市内の県指定無形民俗文化財は、この献饌行事と三本木新沼の「若宮八幡神社の湯花行事」の2件だけです。
観光向けに演出された祭りではなく、地域の氏子が神事として続けているものです。派手さより、古い形式が残っていること自体が見どころになります。
見どころ4 鳴子温泉の9月の催しと組み合わせやすい日程
9月上旬から中旬の鳴子温泉郷は催しが続きます。9月4日からは全国こけし祭が開かれています。詳しくは鳴子温泉 全国こけし祭2026|9月4日(金)〜をご覧ください。
献饌行事の9月9日・10日は、こけし祭のあと、政宗公まつりの前にあたります。温泉に連泊して、古川方面へ日帰りで足を伸ばす形が組みやすい日程です。
政宗公まつりの日程と見どころは鳴子温泉 政宗公まつり2026|9月12日(土)にまとめています。
料金・営業時間・アクセス
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 行事名 | 米倉鹿嶋神社の献饌行事(県指定無形民俗文化財・風俗慣習) |
| 開催日 | 2026年9月9日(水)・9月10日(木) |
| 開始時刻 | 公式には公表されていない。大崎市役所へ要確認 |
| 会場 | 米倉鹿嶋神社(宮城県大崎市古川米倉) |
| 観覧料 | 公表されていない。要確認 |
| 最寄り駅 | JR古川駅(東北新幹線・陸羽東線) |
| 駐車場 | 公表されていない。要確認 |
| 問い合わせ | 大崎市役所 代表電話 0229-23-2111(文化財課) |
古川駅までの所要時間は、大崎市の公式案内によると次のとおりです。
| 出発地 | 手段 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 仙台駅 | 東北新幹線 | 約15分 |
| 仙台駅 | 東北本線・陸羽東線 | 約1時間 |
| 仙台 | 高速バス(JRバス東北・ミヤコーバス) | 約1時間 |
| 仙台宮城IC | 東北自動車道で古川ICまで(43km) | 約35分 |
| 仙台 | 国道4号(約40km) | 約1時間 |
| 東京駅 | 東北新幹線 | 約2時間 |
鳴子温泉駅からは陸羽東線で古川駅へ向かいます。所要時間と本数はJR東日本の時刻表で確認してください。古川駅から米倉鹿嶋神社までの距離・徒歩時間は公式に案内されていないため、駅からはタクシーか車が現実的です。
行く前に知っておきたい注意点
– 鳴子温泉街ではありません。会場の古川米倉は大崎市の中心部・古川エリアです。温泉街から歩いて行ける距離ではないので、陸羽東線か車で移動します。
– 時刻は必ず問い合わせを。初穂献上や神輿巡幸の時刻は公表されていません。見たい儀式を決めて、市役所(0229-23-2111)へ電話してから出発してください。
– 神事であって観光イベントではありません。屋台や物販、観客席の情報はありません。見学できる場合も、儀式の妨げにならないよう静かに見守るのが前提です。
– 平日開催です。2026年は水曜・木曜にあたります。鳴子温泉の宿泊と組み合わせるなら、平日に休みを取る必要があります。
– 9月上旬の大崎平野は日中まだ暑い日があります。屋外で待つ時間を考え、飲み物を用意してください。
まとめ
米倉鹿嶋神社の献饌行事は、2026年9月9日(水)の初穂献上に始まり、9月10日(木)の神輿巡幸で終わる県指定無形民俗文化財の神事です。大崎氏の遺臣が守り、農村の新嘗祭として続いてきた古い形式が残っています。
会場は鳴子温泉ではなく大崎市古川米倉で、古川駅が起点です。仙台から新幹線で約15分、車なら東北道で約35分です。時刻と見学可否は公表されていないので、大崎市役所へ確認してから向かってください。
よくある質問
Q. 献饌行事は誰でも見学できますか?
公式には見学の可否が案内されていません。地域の氏子が担う神事なので、事前に大崎市役所(代表電話 0229-23-2111)の文化財課へ問い合わせてください。
Q. 鳴子温泉から会場までどう行けばいいですか?
鳴子温泉駅から陸羽東線で古川駅へ向かい、そこからタクシーか車で米倉鹿嶋神社へ向かいます。列車の所要時間はJR東日本の時刻表で、駅から神社までの距離は市役所で確認してください。
Q. 献饌行事とは何をする行事ですか?
その年の初穂を神に献上し、供え物を整えて献膳し、神酒をいただき、鬼祓を行って直会で締める神事です。宮城県は「新嘗祭そのもの」と説明しています。翌日は神輿が地域を巡ります。
Q. 雨の場合は中止になりますか?
荒天時の扱いは公表されていません。毎年9月9日・10日と日付が固定された神事なので、天候が心配な場合は当日朝に市役所へ確認してください。
Q. 鳴子温泉の他の祭りと一緒に回れますか?
回れます。9月4日からの全国こけし祭のあと、9月12日の政宗公まつりの前が献饌行事の日程です。鳴子温泉に連泊し、9月9日か10日に古川へ日帰りする組み方ができます。
鳴子温泉 の周辺は、下の地図で確認できる。
