城下町小幡の観光スポット|楽山園など7スポットを4時間で回るモデルコース

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群馬県甘楽町の城下町小幡は、織田信長の次男・織田信雄が1615年に拝領し、織田家が約152年治めた2万石の城下町です。見どころは道の駅甘楽を起点に歩いて回れる範囲に集まっていて、楽山園・武家屋敷・雄川堰・歴史民俗資料館・織田宗家七代の墓など7か所を、徒歩で約4時間で回れます。楽山園の入園料は高校生以上300円、松浦氏屋敷は無料、歴史民俗資料館は200円です(2026年10月18日に甘楽町公式サイトで確認)。

最寄り駅は上信電鉄の上州福島駅です。高崎駅から約30分・690円で、駅から小幡までは徒歩約35分、無料レンタサイクルなら25〜35分です。

なお、甘楽町は2026年11月29日(日)に「甘楽もみじウオーク」を開催すると公式サイトで案内しています。紅葉の時期に合わせて歩くなら、この日程も候補になります(詳細は町の公式サイトでご確認ください)。

目次

城下町小幡を4時間で回るモデルコース

車なら道の駅甘楽、電車なら上州福島駅を起点にします。ここでは道の駅甘楽を出発して、町を南北に流れる雄川堰に沿って南へ下り、楽山園を見てから織田宗家七代の墓まで足を延ばし、道の駅へ戻る順番です。歩く距離は往復で約3.5〜4kmです。

順 見どころ 滞在の目安 料金
1 道の駅甘楽(観光案内・松井家住宅) 15分 無料
2 雄川堰(名水百選の用水路) 15分 無料
3 甘楽町歴史民俗資料館 30分 200円
4 中小路・喰い違い郭・石垣 15分 無料
5 旧小幡藩武家屋敷 松浦氏屋敷 20分 無料
6 国指定名勝 楽山園 40分 300円
7 崇福寺・織田宗家七代の墓 20分 無料

滞在の目安の合計は2時間35分です。地点間の移動(徒歩で合計約1時間)と休憩を足すと、全体で約4時間になります。滞在の目安は編集部の目安で、楽山園の「庭園散策はおよそ30分」だけが甘楽町の公式案内にある数字です。

歴史民俗資料館は月曜休館なので、月曜に行く場合は3番を飛ばして、合計3時間半ほどのコースになります。

城下町小幡 の周辺は、下の地図で確認できる。

楽山園は県内唯一の大名庭園

楽山園は、1615年に小幡を拝領した織田信雄が築いた小幡藩邸の庭園です。池泉回遊式の借景庭園で、2000年3月30日に国の名勝に指定されました。指定面積は23,437.33平方メートルです。上信電鉄の案内では「県内唯一の大名庭園」と紹介されています。

名前は論語の「知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ」から取られています。中心の昆明池には景石が置かれ、西側の紅葉山、南方の連石山と熊倉山を借景に取り込んでいます。

茶屋は「梅の茶屋」と、全国的にも珍しい五角形の「腰掛茶屋」の2つです。高台の茶屋から池と借景の山を見下ろす景色が、この庭園の見どころです。甘楽町の案内では庭園散策はおよそ30分とされています。

区分 内容
開園時間(3月〜10月) 9時〜17時(入園は16時30分まで)
開園時間(11月〜2月) 9時〜16時(入園は15時30分まで)
休園日 12月29日〜翌年1月1日(台風・大雪の際は臨時休園あり)
観覧料 高校生以上300円(団体20人以上250円)・中学生以下無料
住所 群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡648-2
電話 0274-74-4795

楽山園の隣には長岡今朝吉記念ギャラリーがあります。楽山園・歴史民俗資料館・ギャラリー特別展示の3館共通券は当日有効券が高校生以上500円、年間有効券が1,000円です。

武家屋敷と雄川堰が残る中小路

楽山園の北側、中小路の周辺には武家屋敷の構えが残っています。中小路は道幅約12.6mで、北側には柴田家の石垣が東西約44.2mにわたって続きます。石垣は1642年頃に築かれたと考えられています。

中小路の途中にある喰い違い郭は、旧陣屋の中小路に面して造られた郭です。防衛のためとされるほか、下級武士が上級武士との出会いを避けて身を隠した場所ともいわれています。

松浦氏屋敷は県指定史跡(1997年3月28日指定)で、無料で中に入れます。主屋は木造平屋建て寄棟造りの茅葺きで、梁間2間半、桁行9間半。小幡藩の上級武士の屋敷構えをよく伝えていて、雄川堰の地割と一体になって屋敷と庭園が造られています。

区分 内容
公開時間(3月〜10月) 9時〜17時(入館は16時30分まで)
公開時間(11月〜2月) 9時〜16時(入館は15時30分まで)
休館日 12月29日〜翌年1月1日
入館料 無料
住所 甘楽町大字小幡734-1

同じ武家屋敷地区には、小幡藩勘定奉行の屋敷だった高橋家もあります。心字池を中心とした庭園に蓬莱の滝があり、武家屋敷の中では昔の様子を最もよく残す屋敷とされています。高橋家の公開日と時間は甘楽町の公式サイトに記載が無いので、見学したい場合は甘楽町産業課(電話0274-64-8320)にご確認ください。

町を南北に流れる雄川堰は、生活用水・農業用水・精米に使われてきた用水路で、日本名水百選に選ばれています。上流の吹上の石樋は1865年に約7か月と250人の手間をかけて造られ、長さ7.7mの一枚岩を組み合わせた石樋で雄川の水を堰へ導いています。桜並木があり、春には「城下町小幡さくら祭り」で検索されるほど人が集まります。

歴史民俗資料館と織田宗家七代の墓

甘楽町歴史民俗資料館は、1926年に組合製糸小幡組の繭倉庫として建てられたレンガ造りの建物です。養蚕が最も盛んだった時期の倉庫で、「旧小幡組製糸レンガ作り倉庫」として2011年7月にぐんま絹遺産に認定されています。開館は9時〜16時30分、休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)と12月29日〜1月3日。入館料は高校生以上200円(団体20人以上150円)、中学生以下は無料です。

楽山園から南へ約1km歩くと、崇福寺の旧境内に織田宗家七代の墓があります。初代信雄から、信良・信昌・信久・信就・信右・七代信富までの墓が並びます。崇福寺は4代信久のときに正式に織田家の菩提寺となりました。2020年度に墓石を守る御霊屋と休憩用の東屋が整備されています。

道の駅甘楽の隣には、江戸時代に名主を務めた家を移築復元した松井家住宅があります。江戸中期の建築とされ、当時の農家の暮らしがうかがえます。

料金・営業時間・アクセス

区分 内容
楽山園 高校生以上300円・中学生以下無料/3〜10月 9時〜17時・11〜2月 9時〜16時/休園12月29日〜1月1日
松浦氏屋敷 無料/3〜10月 9時〜17時・11〜2月 9時〜16時/休館12月29日〜1月1日
歴史民俗資料館 高校生以上200円・中学生以下無料/9時〜16時30分/月曜休(祝日は翌日)・12月29日〜1月3日休
3館共通券 当日有効500円・年間有効1,000円(高校生以上)
道の駅甘楽 売店9時〜18時・食堂せせらぎ亭11時〜15時(ラストオーダー)/休み1月1日・2月第1火曜・6月第4火曜
電車 上信電鉄 高崎駅→上州福島駅 約30分・690円
駅から小幡へ 徒歩約35分/無料レンタサイクル25〜35分/タクシー約10分
車 上信越自動車道 甘楽スマートICから約5.0km

有料施設は楽山園と歴史民俗資料館の2か所だけで、両方入っても500円です。3館共通券(500円)と同じ金額なので、ギャラリーの特別展示も見るなら共通券が得です。

電車で行く場合、上信電鉄はJR高崎駅の0番線(1番線の隣)から出ます。高崎駅9時25分発に乗ると上州福島駅には9時57分に着きます(上信電鉄の時刻表で確認。曜日で変わるので乗る前にご確認ください)。上州福島駅から小幡の中心までは徒歩約35分、楽山園までも徒歩約35分、織田宗家七代の墓までは徒歩約40分です。

無料レンタサイクルは上州福島駅と甘楽ふるさと館の2か所で借りられます。上州福島駅の貸出時間は平日7時30分〜19時、土日祝7時30分〜15時で、最終受付は1時間前です。予約はできず先着順。駅から小幡までは25〜35分と案内されています。

タクシーは上信ハイヤー富岡営業所(電話0274-62-2621)が上州福島駅から小幡まで約10分と案内しています。甘楽町のデマンドタクシー「愛のりくん」は大人300円・小人100円で楽山園や道の駅甘楽へ行けますが、事前の利用者登録と予約(利用日の2日前から1時間前まで、電話0120-74-0013)が必要です。

車の場合、楽山園の周辺に無料駐車場があり、甘楽町が案内図を出しています。台数は公式に記載がありません。道の駅甘楽の駐車場も使えます。上州福島駅の駐車場は5台分で有料です。

詳しくは城下町小幡の見どころ・お店ガイドでまとめています。

行く前に知っておきたい注意点

  • 歴史民俗資料館は月曜休館(祝日の場合は翌日)です。楽山園と松浦氏屋敷は年末年始だけ休みなので、月曜は資料館を外したコースにします。
  • 11月〜2月は楽山園と松浦氏屋敷の閉園が16時に早まり、入園・入館は15時30分までです。午後から回るなら楽山園を先にします。
  • 楽山園は台風や大雪の際に臨時休園することがあります。
  • 無料レンタサイクルは土日祝の貸出が15時までで、先着順です。遅い時間に着くと借りられません。
  • 愛のりくんは予約と利用者登録が必要で、途中下車はできません。当日思い立って使う足にはなりません。
  • 高橋家の公開日・時間は公式サイトに記載がありません。甘楽町産業課でご確認ください。
  • 料金・時間は2026年10月18日時点で甘楽町公式サイトに載っている値です。変わることがあるので、出かける前に公式サイトで確かめてください。

まとめ

城下町小幡は、道の駅甘楽から楽山園まで徒歩圏にまとまった小さな城下町です。織田家の庭園・武家屋敷・雄川堰・繭倉庫の資料館・織田宗家七代の墓の7か所を、徒歩で約4時間で回れます。有料は楽山園300円と歴史民俗資料館200円の2か所だけで、合計500円。上信電鉄の上州福島駅から徒歩35分、無料レンタサイクルなら30分ほどで着きます。月曜は資料館が休みなので、曜日を見てコースを組んでください。

同じ群馬県西部の山なら妙義山の見どころ・お店ガイドも参考になります。

よくある質問

Q. 城下町小幡の読み方は?

「じょうかまちおばた」と読みます。群馬県甘楽郡甘楽町(かんらまち)の小幡地区です。

Q. 城下町小幡の観光に必要な時間はどのくらい?

楽山園・武家屋敷・雄川堰・歴史民俗資料館・織田宗家七代の墓の7か所を徒歩で回って約4時間です。楽山園だけなら、甘楽町の案内で庭園散策はおよそ30分です。

Q. 楽山園の入園料はいくら?

高校生以上300円、中学生以下は無料です。団体20人以上は250円。歴史民俗資料館・長岡今朝吉記念ギャラリー特別展示との3館共通券は当日有効500円です。

Q. 上州福島駅から楽山園まで歩ける?

歩けます。上信電鉄の案内では上州福島駅から楽山園まで徒歩約35分です。駅の無料レンタサイクルを使えば25〜35分、タクシーなら約10分です。

Q. 城下町小幡に駐車場はある?

楽山園の周辺に無料駐車場があり、甘楽町が案内図を出しています。道の駅甘楽の駐車場も使えます。台数は公式サイトに記載がないのでご確認ください。

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調査・執筆:観光地なび 編集部。本記事の情報は2026年10月時点のものです。営業時間・料金は変わる場合があります。


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この記事を書いた人

全国492の観光地を、行き方・滞在時間・予算・季節といった同じ物差しで比べられるようにまとめている編集部です。施設・自治体・観光協会・交通事業者の公式発表だけを確認して記事を作り、出どころが確認できなかった数字は載せません。

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