大本山永平寺に車で行くなら、永平寺町の町営駐車場(1回400円)に停めるのが基本です。第1駐車場は通年営業で山門まで徒歩約5分、第2・第3駐車場は土日祝だけ開きます。参拝が1時間以内で終わる人は、永平寺公式サイトが案内する半杓橋(はんしゃくばし)近くのコインパーキングのほうが安く済みます。駐車料金を1円も払いたくないなら、えちぜん鉄道永平寺口駅の無料パーク&ライド駐車場に停めて、バスで門前へ向かう手があります。
料金は永平寺町の公式サイトと永平寺町営駐車場条例、拝観料と参拝時間は大本山永平寺の公式サイト、バス運賃は京福バスの公式サイトで確かめました。台数は町が公表していない駐車場があるため、確かめられた分だけ書いています。
結論:どこに停めればいいか
| 停め方 | 向いている人 |
|---|---|
| 町営第1駐車場(400円) | 平日に来る人、1時間半以上ゆっくり参拝する人、大型バス |
| 町営第2・第3駐車場(400円) | 土日祝に来て第1が満車だった人 |
| 半杓橋近くのコインパーキング | 1時間以内で参拝を終える人 |
| 永平寺口駅の無料駐車場+バス | 駐車料金を払いたくない人、混雑日に門前の渋滞を避けたい人 |
町営駐車場は時間制ではなく1回いくらの定額です。長く停めても400円で変わらないため、七堂伽藍(しちどうがらん)を順路どおり回る1〜2時間の参拝なら、料金を気にせず停められます。
永平寺 の周辺は、下の地図で確認できる。
※ 地図の印=永平寺。地図は右上の+−ボタンやホイールで拡大・縮小できます(地図:© OpenStreetMap contributors)
町営駐車場3か所の違い
永平寺町が運営する駐車場は、永平寺町営駐車場条例で第1・第2・第3の3か所と定められています。いずれも所在地は永平寺町志比(しひ)で、門前の集落の中にあります。
| 駐車場 | 営業日 | 山門まで | 大型バス |
|---|---|---|---|
| 第1駐車場 | 通年(冬期閉鎖の場合あり) | 徒歩約5分 | 駐車可 |
| 第2駐車場 | 土曜・日曜・祝日のみ | 徒歩約5分 | 記載なし |
| 第3駐車場 | 土曜・日曜・祝日のみ | 徒歩約15分 | 記載なし |
山門までの徒歩分数は、永平寺町公式サイトの町営駐車場ページ(2026年1月6日更新)の記載です。第3駐車場だけ山門まで徒歩約15分と遠いので、土日祝に第1・第2が満車のときの控えと考えてください。
営業時間と各駐車場の台数は、町の公式ページに記載がありません。確かめたい場合は永平寺町の観光担当(電話0776-61-3921)に問い合わせてください。
料金は車種で3段階(1回あたり)
永平寺町営駐車場条例の別表(平成22年9月21日改正)と町公式サイトの料金は同じです。
| 車種 | 対象 | 料金(1回) |
|---|---|---|
| 小型 | 小型自動車・普通乗用自動車 | 400円 |
| 中型 | マイクロバス(乗車定員11〜29人) | 800円 |
| 大型 | バス(乗車定員30人以上) | 1,000円(前売券は800円) |
一般の乗用車は400円です。軽自動車も小型自動車の区分に入るため、同じ400円です。時間による追加料金はありません。
短時間なら半杓橋近くのコインパーキング
大本山永平寺の公式サイトは、参拝者向けの駐車場として「永平寺半杓橋すぐ近くのコインパーキング」を案内しています。半杓橋は永平寺川に架かる橋で、山門のすぐ下にあたります。
駐車場検索サイト(NAVITIME・特P)に掲載されている料金は、入庫後60分まで300円、以後30分ごとに100円、24時間ごとの上限500円、収容36台、24時間入出庫可、支払いは現金のみです。この料金は駐車場検索サイトの掲載値で、永平寺の公式サイトには金額の記載がありません。停める前に現地の看板で必ず確かめてください。
町営駐車場との使い分けは、停める時間で決まります。
| 停める時間 | 町営駐車場 | 半杓橋近くのコインパーキング(掲載値) |
|---|---|---|
| 1時間以内 | 400円 | 300円 |
| 1時間半 | 400円 | 400円 |
| 2時間以上 | 400円 | 500円(上限) |
1時間以内で切り上げるならコインパーキング、1時間半以上ならどちらも同じか町営のほうが安いという計算になります。参拝順路を全部歩くと1時間はかかるため、迷ったら町営の400円を選ぶと差額で損をしません。
無料で済ませるなら永平寺口駅のパーク&ライド
えちぜん鉄道永平寺口駅には、無料のパーク&ライド駐車場があります。永平寺町公式サイト(2024年8月8日更新)では永平寺口駅25台、えちぜん鉄道の案内では29台と数が食い違うため、25〜29台ほどの小さな駐車場と考えてください。えちぜん鉄道の利用者向けの駐車場で、町の案内では町内の観音町駅(20台)・山王駅(25台)・越前竹原駅(21台)にも同じ無料駐車場があります。
福井県が運営していた永平寺口駅駐車場(65台・無料)は2024年3月31日で廃止され、4月1日以降は駅南側の駐車場を使うよう県が案内しています。古い記事の「65台」は現在の数ではありません。
永平寺口駅から門前へは、京福バスの永平寺線(永平寺口駅〜永平寺)でバス乗車約13分、終点から山門まで徒歩5分です。この所要時間は大本山永平寺の公式サイトの記載です。永平寺線は2026年4月1日のダイヤ改正で減便されているため、帰りのバスの時刻を先に確かめてから駐車場を出てください。運賃は京福バスの運賃表で確認できます。
満車になりやすい時期と、空いている時間帯
町が第2・第3駐車場を土日祝に限って開けていることから、平日は第1駐車場だけで足り、土日祝は3か所を開けないと受け切れないという来訪者の差が読み取れます。特に混むのは次の時期です。
- 11月の紅葉の時期(山門から見上げる唐門と杉並木の紅葉を目当てに来訪者が増える)
- ゴールデンウィーク・お盆・年末年始(元日は参拝料が無料になる年がある)
- 土日祝の午前10時から午後2時ごろ(福井駅発の直行バスも土日祝だけ午前8時40分発を増便している)
空いている時間帯を狙うなら、開門の午前8時30分に合わせて到着するのが確実です。参拝は午後4時までに来寺する決まりなので、午後3時前後に着いても1時間は回れます。門前の集落の道は狭く、満車のときは第3駐車場へ回されることがあるため、土日祝は早着が最も効きます。
混雑日は門前の道に入らず、永平寺口駅の無料駐車場に停めてバスで向かうと、満車待ちの列に並ばずに済みます。
冬は閉鎖されることがある
町公式サイトには、町営駐車場が冬期は閉鎖される場合があり、降雪時は利用できないことがあると書かれています。永平寺町は豪雪地で、12月から3月は積雪が珍しくありません。冬に車で行くなら、出発前に永平寺町の観光担当(電話0776-61-3921)に駐車場が開いているか確かめてください。
料金・営業時間・アクセス
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 町営駐車場(第1・第2・第3) | 小型400円・中型800円・大型1,000円(1回)。第2・第3は土日祝のみ。冬期閉鎖の場合あり |
| 半杓橋近くのコインパーキング | 60分300円・以後30分100円・24時間最大500円・36台(駐車場検索サイト掲載値、現地看板でご確認ください) |
| 永平寺口駅パーク&ライド | 無料・25〜29台(えちぜん鉄道利用者向け) |
| 参拝時間 | 午前8時30分〜午後4時30分(午後4時までに来寺。季節・行持により変更あり。年中無休) |
| 参拝料 | 大人700円・小中学生300円・障がい者手帳提示300円・未就学児無料 |
| 車 | 中部縦貫自動車道「永平寺参道IC」から約5km・約10分 |
| 電車+バス | えちぜん鉄道「永平寺口駅」から京福バス永平寺線で約13分、終点から徒歩5分 |
| 直行バス | 福井駅東口から特急永平寺ライナー約30分。大人1,000円・小児500円(2026年10月1日改定)。1日7本、先着順の座席定員制で予約不可 |
福井駅からの特急永平寺ライナーは、2026年10月1日の改定で大人750円から1,000円に上がりました。改定前の750円を載せている案内がまだ残っているので、金額は京福バスの公式サイトで確かめてください。
永平寺の見どころや門前の店は、大本山永平寺の見どころ・お店ガイドでまとめています。
行く前に知っておきたい注意点
- 平日は第1駐車場しか開いていない。第2・第3は土日祝だけなので、平日の案内図で3か所あるように見えても2か所は閉まっています。
- 町営駐車場の台数と営業時間は町が公表していない。ネット上の「約50台」などの数字は町の公式ページにはありません。
- 半杓橋近くのコインパーキングは現金のみの掲載。カードや電子マネーで払うつもりなら小銭を用意してください。料金は掲載値で、現地の看板が正です。
- 大型バスは第1駐車場だけ。大型の前売券(800円)は団体で来る場合に通常の1,000円より200円安くなります。
- 冬期は閉鎖の可能性がある。降雪時は電話で確かめてから出発してください。
- 永平寺線のバスは2026年4月1日に減便された。パーク&ライドで来た人は、帰りの便の時刻を見てから参拝を始めてください。
- 参拝は午後4時までに来寺。午後4時30分閉門なので、午後3時半以降に駐車場に着いても十分には回れません。
まとめ
大本山永平寺の駐車場は、町営第1駐車場の1回400円・山門まで徒歩約5分が基本です。土日祝は第2(徒歩約5分)・第3(徒歩約15分)も開きます。参拝を1時間以内で終えるなら、永平寺公式が案内する半杓橋近くのコインパーキング(掲載値で60分300円)が100円安く、1時間半以上なら町営の定額400円が有利です。無料にこだわるなら永平寺口駅のパーク&ライド(25〜29台)に停めて、京福バスで約13分かけて門前へ向かいます。混む土日祝と11月の紅葉期は、開門の午前8時30分に合わせて着くのが最も確実です。
よくある質問
Q. 永平寺の駐車場は無料ですか?
門前の町営駐車場は有料で、普通車1回400円です。無料で停められるのは、えちぜん鉄道永平寺口駅のパーク&ライド駐車場(25〜29台、鉄道利用者向け)です。そこからは京福バスの永平寺線で約13分かかります。
Q. 町営駐車場は何時から何時まで停められますか?
永平寺町の公式サイトに営業時間の記載はありません。第2・第3駐車場は土日祝だけの営業で、冬期は閉鎖される場合があります。確かめたいときは永平寺町の観光担当(電話0776-61-3921)に問い合わせてください。
Q. 大型バスやマイクロバスはどこに停めますか?
町営第1駐車場に大型バスが駐車できます。料金はマイクロバス(定員11〜29人)が800円、バス(定員30人以上)が1,000円で、大型は前売券なら800円です。
Q. 紅葉の時期に車で行くとどのくらい混みますか?
町は混雑状況を公表していないため、何時に満車になるかは書けません。土日祝に限って第2・第3駐車場を開けていることから、休日は第1だけでは足りない来訪者数になります。11月の土日祝は開門の午前8時30分に合わせて着くか、永平寺口駅に停めてバスで向かってください。
Q. 永平寺参道ICから駐車場までどのくらいかかりますか?
大本山永平寺の公式サイトによると、中部縦貫自動車道の永平寺参道ICから約5km、所要約10分です。福井北ICから北陸道を降りる場合は、中部縦貫自動車道に乗り継いで永平寺参道ICで降ります。
