あわら温泉(福井県あわら市)の観光は、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅の目の前にあるあわら温泉湯のまち広場から始めるのがいちばん分かりやすい回り方です。無料の足湯「芦湯」、藤野厳九郎記念館、屋台村「湯けむり横丁」が同じ区画に集まっていて、徒歩だけで半日が組めます。
2026年10月8日時点で、芦湯には期間限定の外足湯が10月18日まで設置されています(あわら市公式サイト)。秋の行楽シーズンに合わせて設けられたもので、この期間に訪れる人は通常の5種類の足湯に加えて屋外の足湯も使えます。
あわら温泉は明治16年(1883年)開湯で、源泉が74本あり、旅館ごとに泉質や効能が異なるのが特徴です(あわら市観光協会)。「関西の奥座敷」と呼ばれる温泉街で、北陸新幹線の芦原温泉駅から東京まで最速2時間51分でつながっています(あわら温泉旅館協同組合)。
回り方の結論:湯のまち駅を起点に徒歩で回り、車があれば郊外を足す
あわら温泉の見どころは、大きく2つのエリアに分かれます。
| エリア | 主なスポット | 移動手段 |
|---|---|---|
| 温泉街(あわら湯のまち駅周辺) | 湯のまち広場・芦湯・藤野厳九郎記念館・湯けむり横丁・セントピアあわら | 徒歩 |
| 郊外(芦原温泉駅から車) | 金津創作の森・吉崎御坊 蓮如上人記念館・北潟湖 | 車・タクシー |
温泉街だけなら公共交通で十分です。芦原温泉駅(新幹線・ハピラインふくい)から温泉街までは京福バスで約15分・300円、または福井駅からえちぜん鉄道三国芦原線であわら湯のまち駅まで42分・730円です。郊外のスポットは駅から車で10分前後の距離に散らばっているため、1日で全部を回るなら車かタクシーが現実的です。
あわら温泉 の周辺は、下の地図で確認できる。
※ 地図の印=あわら温泉。地図は右上の+−ボタンやホイールで拡大・縮小できます(地図:© OpenStreetMap contributors)
見どころ1:あわら温泉湯のまち広場と無料の足湯「芦湯」
あわら湯のまち駅を出てすぐの場所にある、温泉街の中心施設です。広場の中に足湯「芦湯」、伝統芸能館、藤野厳九郎記念館、芝生広場が集まっています(あわら市公式サイト)。
芦湯は福井県産の笏谷石(しゃくだにいし)をふんだんに使った総ひのき造りの足湯で、スタイルの異なる5種類の足湯を無料で利用できます。定員は一度に34人まで。タオルは有料で販売されているので、手ぶらで立ち寄れます。夜はライトアップされます。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 利用時間 | 午前7時〜午後11時 |
| 休み | 年中無休 |
| 料金 | 無料(タオルは有料販売) |
| 期間限定 | 外足湯を2026年9月19日〜10月18日に設置 |
| 問い合わせ | あわら市観光協会 0776-78-6767 |
朝7時から開いているので、宿を出る前や電車の待ち時間にも使えます。滞在の目安は20〜30分です(編集部の目安)。
見どころ2:藤野厳九郎記念館(湯のまち広場内)
中国の作家・魯迅が仙台医学専門学校で師事した解剖学教授、藤野厳九郎の旧宅を移築した記念館です。1984年に移築され、登録有形文化財(建造物)に登録されています(あわら市公式サイト)。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 開館時間 | 午前9時〜午後6時 |
| 休館日 | 毎週火曜日・年末年始(12月28日〜1月3日) |
| 入館料 | 大人(大学生以上)210円、高校生以下無料 |
| 場所 | あわら温泉湯のまち広場内 |
芦湯のすぐ隣なので、足湯のあとに続けて見学できます。火曜日は休館なので、火曜に訪れる人は順路から外して組み直してください。
見どころ3:あわら温泉屋台村「湯けむり横丁」
あわら湯のまち駅のロータリー前にある屋台村で、赤提灯が目印です。海鮮、串揚げ、鉄板焼き、ホルモン焼、ラーメンなど約10軒が並び、各店は9席程度の小さな店です(あわら市観光協会)。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 17:00〜24:00(各店舗により異なる) |
| 定休日 | 各店舗により異なる |
| 場所 | 福井県あわら市温泉1-203(湯のまち広場隣) |
| アクセス | あわら湯のまち駅から徒歩2分 |
| 問い合わせ | あわら湯のまち駅観光案内所 0776-77-1877 |
夕方5時からの営業なので、モデルコースでは最後に置きます。宿で夕食を取る人は、食後の2軒目として寄る使い方もできます。
見どころ4:セントピアあわら(日帰り入浴)
宿に泊まらずあわら温泉の湯に入るなら、温泉街にある公共の日帰り入浴施設セントピアあわらが候補です。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00〜23:00(最終受付22:30) |
| 休館日 | 毎月第3火曜日(祝日の場合は翌日) |
| 入浴料 | 高校生以上600円、小中学生360円、3歳以上の幼児240円 |
| 住所 | 福井県あわら市温泉4丁目305 |
貸しバスタオルやフェイスタオルは有料で用意されています(セントピアあわら公式サイト)。入浴の滞在目安は60分です(編集部の目安)。
見どころ5:車で足を延ばす郊外のスポット
金津創作の森は、森の中に現代アートの美術館と創作工房が点在する施設です。開館は9:00〜17:00(企画展は10:00〜)、休館は月曜日(祝日は開館・翌平日休館)と年末年始。住所は福井県あわら市宮谷57-2-19、電話0776-73-7800です(金津創作の森公式サイト)。入館料と体験料金は公式サイトでご確認ください。公式サイトはアクセス手段として「あわらぐるっとタクシー」と乗合タクシーを案内しています。
吉崎御坊 蓮如上人記念館は、北潟湖のほとりの吉崎にある、蓮如上人をテーマにした博物館です。開館は9:00〜17:00、休館は毎週火曜日と年末年始。入館料は大人500円、小中学生400円で、クリオネ・オホーツク流氷展示コーナーとミュージアムショップは無料です。住所は福井県あわら市吉崎1丁目901番地(吉崎御坊 蓮如上人記念館公式サイト)。
どちらも温泉街から離れているため、徒歩では回れません。芦原温泉駅からタクシーを使うか、レンタカーで回る前提で組んでください。
モデルコース:温泉街を徒歩で回る半日+郊外を車で回る半日
公共交通で来る人向けの基本コースです。滞在時間は編集部の目安で、各施設の公式な保証ではありません。
| 時刻 | 行き先 | 滞在の目安 | 次への移動 |
|---|---|---|---|
| 9:30 | 芦原温泉駅着 | ― | 京福バス約15分・300円 |
| 9:50 | あわら湯のまち駅・湯のまち広場 | 10分 | 徒歩すぐ |
| 10:00 | 芦湯(足湯) | 30分 | 徒歩すぐ |
| 10:30 | 藤野厳九郎記念館 | 30分 | 徒歩5分 |
| 11:00 | 温泉街を散策 | 60分 | 徒歩 |
| 12:00 | 昼食 | 60分 | 徒歩 |
| 13:30 | セントピアあわら(日帰り入浴) | 60分 | 徒歩 |
| 15:00 | 宿にチェックイン、または芦原温泉駅へ | ― | ― |
| 17:00〜 | 湯けむり横丁 | 90分 | あわら湯のまち駅から徒歩2分 |
車がある人は、午前中を郊外に充てる組み方もできます。
| 時刻 | 行き先 | 滞在の目安 |
|---|---|---|
| 9:00 | 金津創作の森(月曜休館) | 90分 |
| 11:00 | 吉崎御坊 蓮如上人記念館(火曜休館) | 60分 |
| 12:30 | 北潟湖周辺で昼食 | 60分 |
| 14:00 | 温泉街へ移動、芦湯と藤野厳九郎記念館 | 60分 |
| 17:00〜 | 湯けむり横丁 | 90分 |
金津創作の森は月曜、藤野厳九郎記念館と蓮如上人記念館は火曜が休みです。月曜と火曜は、休館の施設を抜いた順路にしてください。
料金・営業時間・アクセス
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 芦湯 | 7:00〜23:00・年中無休・無料 |
| 藤野厳九郎記念館 | 9:00〜18:00・火曜休・大人210円 |
| 湯けむり横丁 | 17:00〜24:00(店舗により異なる) |
| セントピアあわら | 10:00〜23:00・第3火曜休・高校生以上600円 |
| 金津創作の森 | 9:00〜17:00・月曜休・料金は公式サイトでご確認ください |
| 吉崎御坊 蓮如上人記念館 | 9:00〜17:00・火曜休・大人500円 |
| 福井駅→あわら湯のまち駅 | えちぜん鉄道三国芦原線 42分・730円(こども370円) |
| 芦原温泉駅→温泉街 | 京福バス(84・85系統)約15分・300円 |
| 東京駅→芦原温泉駅 | 北陸新幹線 最速2時間51分 |
| 車 | 北陸自動車道 金津ICが最寄り |
あわら湯のまち駅には有人の窓口(通年6:15〜19:55)、パークアンドライド駐車場165台(有料・1日200円)、レンタサイクル4台、コインロッカー14口があります(えちぜん鉄道公式サイト)。駅舎内には観光案内所「おしえる座ぁ」もあり、営業時間は公式サイトでご確認ください。
名古屋・京都・大阪から来る場合は、敦賀駅で北陸新幹線に乗り換えて芦原温泉駅へ向かいます。京都駅から敦賀駅まで特急サンダーバードで約53分、大阪駅からは約80分、敦賀駅から芦原温泉駅までは北陸新幹線で約30分です(あわら温泉旅館協同組合)。運賃は各社の公式サイトでご確認ください。
行く前に知っておきたい注意点
- 芦原温泉駅とあわら湯のまち駅は別の駅です。新幹線が停まるのは芦原温泉駅で、温泉街の最寄りはえちぜん鉄道のあわら湯のまち駅です。2駅の間は京福バスで約15分かかります。
- 休館日が曜日で分かれています。金津創作の森は月曜、藤野厳九郎記念館と蓮如上人記念館は火曜、セントピアあわらは第3火曜です。
- 芦湯の外足湯は2026年10月18日までの期間限定です。それ以降は通常の5種類の足湯だけになります。
- 芦湯にタオルの備え付けはなく、有料販売です。自分のタオルを持っていくと費用がかかりません。
- 湯けむり横丁は各店9席ほどの小さな店が中心です。大人数での利用は、事前に店へ確認したほうが確実です。
- 宿の送迎バスの有無と時刻は宿ごとに違います。予約した宿に直接確認してください。
- 営業時間と料金は変わることがあります。出発前に各施設の公式サイトで確認してください。
まとめ
あわら温泉の観光は、あわら湯のまち駅前の湯のまち広場を起点にすれば迷いません。無料の芦湯、210円の藤野厳九郎記念館、夕方から開く湯けむり横丁が徒歩圏に集まり、日帰り入浴のセントピアあわらを足しても半日で回れます。車があれば、金津創作の森と吉崎御坊 蓮如上人記念館を午前中に加えて1日コースにできます。2026年10月18日までは芦湯の外足湯も使えるので、この時期に行く人は足湯の時間を長めに取ると無駄がありません。
よくある質問
Q. あわら温泉の観光は車なしでも回れますか?
温泉街のスポット(芦湯・藤野厳九郎記念館・湯けむり横丁・セントピアあわら)は、あわら湯のまち駅から徒歩で回れます。芦原温泉駅からは京福バスで約15分です。金津創作の森や吉崎御坊は駅から離れているので、車かタクシーが必要です。
Q. あわら温泉の足湯は無料ですか?何時から入れますか?
湯のまち広場の芦湯は無料で、午前7時から午後11時まで年中無休で利用できます。タオルは有料販売です。
Q. 福井駅からあわら温泉までの行き方と料金は?
えちぜん鉄道三国芦原線で福井駅からあわら湯のまち駅まで42分、運賃は730円(こども370円)です。温泉街は駅から徒歩5分ほどです。
Q. あわら温泉に泊まらずに温泉に入れますか?
温泉街のセントピアあわらで日帰り入浴ができます。営業は10:00〜23:00(最終受付22:30)、高校生以上600円で、毎月第3火曜日が休館です。
Q. あわら温泉の夜に食事ができる場所はありますか?
あわら湯のまち駅前の屋台村「湯けむり横丁」が17:00から営業しています。海鮮・串揚げ・鉄板焼き・ホルモン焼・ラーメンなど約10軒が並び、営業時間と定休日は店ごとに異なります。
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調査・執筆:観光地なび 編集部。本記事の情報は2026年10月時点のものです。営業時間・料金は変わる場合があります。
