千代保稲荷神社(おちょぼさん)の参道で食べ歩きをするなら、店が出そろう11時〜15時に歩くのがいちばん確実です。海津市観光協会の会員一覧に載る参道の20店のうち、朝8時から開くのは草もちの九洲屋だけで、串カツやなまず料理の店は9時〜11時に開き、多くが17時に閉まります。この記事では、その20店を住所の並びに沿って南側から神社、東側へと回る順に並べ、営業時間と定休日、行き方のバスの運賃まで、2026年10月15日時点で公式に確認できたものだけをまとめます。
参道の店が開く時間は「8時から19時」に散らばっている
千代保稲荷神社は岐阜県海津市平田町三郷1980にあり、海津市の観光案内によると参道の両側には約120軒の商店が並びます。そのうち海津市観光協会が会員として営業時間を公開しているのが、この記事で扱う20店です。
開く時間は店によって大きく違います。いちばん早いのは草もちの九洲屋で朝8時、次いで一福屋が8時30分、串カツの玉家・草餅の大福屋と花菱草餅店・乾物の吉田屋・川魚料理のほていやが9時です。串カツの山川屋やジェラートのアイス工房ケルン、餃子工房いろどり、ちくりんは11時にならないと開きません。
閉まる時間は17時が多数派です。遅くまで開くのは、ほていや・しきしま・やまと新館の19時までで、いずれも川魚料理の店です。花菱草餅店とみなとやは18時までです。
| 時間帯 | 開いている店の数(20店中) |
|---|---|
| 朝8時〜9時 | 2店(九洲屋・一福屋) |
| 9時台 | 7店 |
| 10時台 | 14店 |
| 11時〜15時 | 18店(時間記載のない2店を除く全店) |
| 16時台 | 15店 |
| 17時〜18時 | 5店 |
| 18時〜19時 | 3店(ほていや・しきしま・やまと新館) |
水谷漬物と栄屋は観光協会の一覧に営業時間の記載がないため、上の数には入れていません。
千代保稲荷神社 の周辺は、下の地図で確認できる。
※ 地図の印=千代保稲荷神社。地図は右上の+−ボタンやホイールで拡大・縮小できます(地図:© OpenStreetMap contributors)
歩く順と所要時間:南側の草もち通りから神社、東側へ
20店の住所はすべて「平田町三郷」で、番地が1000番台・1800番台・1900〜2000番台・2200番台の4つのかたまりに分かれています。国土地理院の住所検索で位置を当てると、1000番台が神社の南側、1800〜2000番台が神社の周り、2200番台が東側になります。
この記事では、南側の1000番台から神社へ向かい、神社の周りを回って東側で終わる順を基本にします。端から端までは数百メートルで、歩くだけなら10分かかりません。食べ歩きで1店ずつ立ち寄ると、参拝を含めて2〜3時間が目安です。これは編集部の目安で、月末や週末の混み具合では変わります。
回る順と営業時間の一覧
| 順 | 店名 | 何が買えるか | 営業時間 | 定休日 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 一福屋 | 地元産米ハツシモ・野菜・乾物・焼き芋 | 8時30分〜17時 | 不定休 |
| 2 | ちくりん | よもぎ大判焼き・鉄板焼きそば・串かつ・どて | 11時〜17時(食事は15時まで。月末は翌1時〜2時頃まで) | 木曜日 |
| 3 | 九洲屋 | 草もち・おにまん | 8時〜17時 | 不定休 |
| 4 | 森漬物 | たくあん漬け | 10時〜17時 | 不定休 |
| 5 | 花菱草餅店 | 草餅 | 9時〜18時 | 不定休 |
| 6 | 餃子工房 いろどり | 稲荷餃子・各種餃子 | 11時〜15時(土日祝は17時まで) | 金曜日 |
| 7 | 大福屋 | 草餅 | 9時〜17時 | 金曜日 |
| 8 | 水谷漬物 | 漬物 | 記載なし | 不定休 |
| 9 | 栄屋 | 土産 | 記載なし | 不定休 |
| 10 | ほていや | なまず・うなぎなどの川魚料理、自家製もろこ | 9時〜19時 | 不定休 |
| 11 | 大周屋 | もろこの甘露煮 | 10時〜17時 | 不定休 |
| 12 | みなとや | なまず蒲焼・うなぎ蒲焼 | 10時〜18時 | 不定休 |
| 13 | やまと本店 | なまず蒲焼き・そば | 10時〜15時30分 | 無休 |
| 14 | アイス工房ケルン | ジェラート | 11時〜17時(土日祝は18時まで) | 不定休 |
| 15 | 芋にいちゃんの店 | 大学いも | 10時〜16時(売り切れ次第終了) | 不定休 |
| 16 | 玉家 | 串カツ | 9時〜17時 | 不定休 |
| 17 | しきしま | 季節料理、うなぎ・えび・鮎・鯉 | 10時30分〜19時 | 不定休 |
| 18 | 山川屋 | 串カツ・どて・中華そば | 11時〜16時 | 金曜日 |
| 19 | やまと新館 | なまず蒲焼・なまず天ぷら・川魚料理 | 10時30分〜19時 | 不定休 |
| 20 | 吉田屋 | 野菜・乾物 | 9時〜17時 | 不定休 |
出典は海津市観光協会の会員情報(小売店・飲食店)です。営業時間は変わることがあるので、行く前に各店か観光協会で確かめてください。
順路の考え方
- 1〜7(南側): 草もちの店が3店(九洲屋・花菱草餅店・大福屋)、漬物の森漬物、餃子のいろどり、大判焼きのちくりんが固まる区画です。朝8時台に着いたら、ここから回り始めると開いている店があります。
- 8〜12(神社の手前): 漬物・土産の店と、川魚料理のほていや・みなとや、もろこ甘露煮の大周屋が並びます。
- 13〜18(神社の周り): 串カツの玉家と山川屋、なまず蒲焼のやまと本店、大学いもの芋にいちゃんの店、ジェラートのアイス工房ケルンが集まります。参拝の前後に立ち寄りやすい区画です。
- 19〜20(東側): やまと新館と吉田屋で締めます。
千代保稲荷神社の参拝で知っておくこと
参道の店の多くは神社の近くにあるので、食べ歩きの途中で参拝を挟むのが自然な流れです。神社公式サイトによると、本殿には大祖大神・稲荷大神・祖神が祀られ、拝殿では昇殿祈祷を受けられます。霊殿には神の使いである古い眷属像が納められています。
ほかの稲荷神社と違う点がひとつあります。千代保稲荷神社では古伝により御札や御守の授与、朱印帳の記帳をしていません(公式サイトの記載)。御朱印集めを目的に来ると空振りになるので、先に知っておいてください。
祭事は公式サイトに次のように載っています。
| 祭事 | 日 |
|---|---|
| 月次祭 | 毎月1日・15日・22日 |
| 月越参り | 毎月末日の夜から翌1日にかけて |
| 初午祭 | 旧暦2月の初午の日 |
| 秋季大祭 | 10月第2月曜日 |
| 歳旦祭 | 元旦の午前0時から |
月越参りの夜は境内が夜通し参拝者でにぎわうと公式にあります。参道の店では、ちくりんが月末に翌1時〜2時頃まで営業すると観光協会の一覧に書かれています。ほかの店の月末の営業時間は一覧に記載がないので、各店に確かめてください。
神社の見どころ全体と周辺の店は千代保稲荷神社の見どころ・お店ガイドでまとめています。
料金・営業時間・アクセス
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県海津市平田町三郷1980(千代保稲荷神社) |
| 神社の電話 | 0584-66-2613 |
| 参拝料 | 公式サイトに料金の記載なし |
| 参道の店の営業時間 | 店ごとに8時〜19時の範囲。多くは9時〜17時 |
| 新幹線で | 岐阜羽島駅から海津市コミュニティバス「お千代保稲荷線」で「お千代保稲荷」下車 |
| 名鉄で | 名古屋駅から笠松駅で乗り換え、新羽島駅からコミュニティバス |
| 養老鉄道で | 石津駅または駒野駅からコミュニティバス(海津市役所で乗り継ぎ) |
| JRで | 大垣駅から名阪近鉄バスで今尾または海津市役所へ行き、コミュニティバスに乗り換え |
| バス運賃(大人) | 市内区間内200円、市内区間と市外区間をまたぐと300円(2026年4月1日改定の海津市公共交通利用ガイド) |
| バス運賃(小中学生) | 全区間100円。小学生未満は無料 |
| 1日フリーパス | 500円(全区間) |
バスの時刻の目安
海津市の2026年4月改定の時刻表では、お千代保稲荷線は平日に岐阜羽島駅を7時25分に出て、お千代保稲荷に7時45分に着きます。乗車時間は約20分です。岐阜羽島駅発は平日9時25分、11時40分、12時35分、13時35分、15時35分、16時35分、17時35分と続き、食べ歩きの時間帯には1〜2時間に1本あります。帰りはお千代保稲荷を14時55分に出ると岐阜羽島駅に15時16分に着きます。
岐阜羽島駅と新羽島駅は羽島市にあるので、海津市内のお千代保稲荷までは「市内区間と市外区間をまたぐ」運賃の300円になります。往復と市内の乗り継ぎを合わせると、500円の1日フリーパスのほうが安くなる場合があります。
休日は便数が平日と違うので、出発前に海津市の公共交通利用ガイドで時刻を確かめてください。
行く前に知っておきたい注意点
- 朝早く着くと開いている店が少ない。8時台に開くのは九洲屋と一福屋の2店だけです。串カツや川魚料理を目当てにするなら、10時以降に着くよう計画してください。
- 金曜日は3店、木曜日は1店が休み。大福屋・山川屋・餃子工房いろどりが金曜定休、ちくりんが木曜定休です。ほかの店は不定休なので、確実に行きたい店は電話で確かめてください。
- 御朱印はありません。公式サイトに「御札や御守の授与、朱印帳の記帳をしていない」と明記されています。
- 月末の夜は特別な日。月越参りで境内が夜通しにぎわい、参道の営業も店ごとに変わります。通常の営業時間をそのまま当てにしないでください。
- 駐車場の情報は公式サイトに記載がありません。車で行く場合は、海津市観光協会か神社に確かめてください。
- 芋にいちゃんの店は売り切れ次第終了です。16時までの営業ですが、夕方には閉まっていることがあります。
- 水谷漬物と栄屋は営業時間が公開されていません。開いていたら立ち寄る、という位置づけにしてください。
まとめ
千代保稲荷神社の参道で食べ歩きをするなら、海津市観光協会が営業時間を公開している20店を、南側の草もち通りから神社の周り、東側へと回るのが分かりやすい順です。開く時間は店ごとに8時から11時までばらつき、閉まるのは17時が多いので、11時〜15時の間に歩けば表の18店が開いている計算になります。御朱印の授与がないこと、金曜に3店が休むこと、月末の夜は営業が変わることの3つを押さえて、2〜3時間の予定で出かけてください。岐阜羽島駅からはコミュニティバスで約20分、大人300円です。
よくある質問
Q. 千代保稲荷神社の食べ歩きは何時に行けばいいですか?
11時〜15時が確実です。海津市観光協会の一覧にある20店のうち、営業時間のある18店がこの時間帯に全部開いています。朝8時台は草もちの九洲屋と一福屋の2店しか開いていません。
Q. 串カツの店は何時から開きますか?
玉家が9時、山川屋とちくりんが11時からです。玉家は17時まで、山川屋は16時までの営業で、山川屋は金曜日が定休です。
Q. 千代保稲荷神社で御朱印はもらえますか?
もらえません。神社の公式サイトに、古伝により御札や御守の授与、朱印帳の記帳をしていないと書かれています。
Q. 岐阜羽島駅からのバスはいくらで、何分かかりますか?
海津市コミュニティバスのお千代保稲荷線で約20分です。岐阜羽島駅は市外区間なので大人300円、小中学生は100円です。1日フリーパスは500円です(2026年4月1日改定)。
Q. 月末の月越参りのとき、参道の店は夜も開いていますか?
観光協会の一覧で月末の延長営業が書かれているのは、ちくりんの「翌1時〜2時頃まで」だけです。ほかの店の月末の営業時間は公開されていないので、各店に直接確かめてください。
