喜連川温泉(栃木県さくら市)は、宿に泊まらなくても入れる湯がそろった温泉地です。市営の「もとゆ温泉」なら中学生以上500円で朝7時から、「市営露天風呂」なら400円で朝9時から入れます。ホテルの湯も、亀の井ホテル喜連川とお丸山ホテルが日帰り入浴を受け付けています。
結論から言うと、安く長く入るなら市営の2施設、サウナや休憩室が欲しいなら道の駅きつれがわ、露天風呂つきのホテルの湯なら亀の井ホテル喜連川かお丸山ホテルです。宿泊者でなくても、どの施設も受付で料金を払えば入れます。なお、丘の上の「喜連川早乙女温泉」は2026年11月1日から一時休業に入ります(公式サイトの2026年10月13日付のお知らせ)。
本文の料金・時間は、さくら市公式サイト、さくら市商工観光課の観光案内、各施設の公式サイトで2026年10月18日に確かめたものです。改定されることがあるので、出かける前に各施設の最新の案内で確かめてください。
喜連川温泉はどんな湯か
さくら市公式サイトによると、喜連川温泉は1981年(昭和56年)11月8日に旧喜連川町が掘削した温泉です。泉質はナトリウム塩化物泉で、弱アルカリ性・低張性・高温泉。微黄色で透明の湯です。体が温まり、肌がすべすべになる湯として知られ、佐賀県の嬉野温泉、島根県の斐乃上温泉とともに「日本三大美肌の湯」と呼ばれています。
源泉は施設ごとに違い、道の駅きつれがわの温泉は含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(源泉温度73度)、亀の井ホテル喜連川はナトリウム-塩化物温泉です。市営露天風呂は、市の案内では源泉温度51度以上の茶褐色の湯を、夏期を除いて源泉かけ流しで使っています。
同じさくら市内の松島温泉「乙女の湯」は別の源泉で、泉質はアルカリ性単純温泉です。喜連川温泉とは湯が違いますが、日帰り入浴ができるので、この記事では6施設目として一緒に載せています。
日帰りで入れる湯の一覧(料金・受付時間・定休日)
日帰りで入れる6施設を、料金の安い順に並べました。料金はすべて大人(中学生以上)1人の入浴料です。
| 施設 | 大人の料金 | 利用時間(最終受付) | 定休日 | タオル |
|---|---|---|---|---|
| 市営露天風呂(第2温泉浴場) | 400円 | 9時〜21時(20時) | 第3月曜 | 記載なし |
| 市営もとゆ温泉(第1温泉浴場) | 500円(17時以降400円) | 7時〜21時(20時) | 第1月曜 | 記載なし |
| 道の駅きつれがわ 温泉 | 700円 | 10時〜21時30分(21時) | 第2・第4月曜(祝日なら翌日) | 販売250円、バスタオル貸出200円 |
| 亀の井ホテル喜連川 | 平日800円、土日祝1,100円 | 10時30分〜21時(20時)、水曜は12時30分から | 記載なし | フェイスタオル販売200円 |
| お丸山ホテル | 平日昼900円、平日夜・土日祝1,200円 | 平日10時30分〜15時と18時〜20時、土日祝10時30分〜15時 | 不定期(公式サイトで告知) | 貸出 大200円・小100円 |
| 松島温泉 乙女の湯 | 平日900円、土日祝1,200円 | 12時〜21時30分 | 月曜(祝日の月曜の扱いは公式サイトでご確認ください) | 記載なし |
「記載なし」は、公式サイトにタオルの案内が無いものです。市営の2施設は休憩室の案内も公式に無く、市営露天風呂は市の案内に「休憩室はありません」とあります。タオルは持参するのが確実です。
子どもの料金は施設ごとに違います。市営もとゆ温泉は小学生300円(17時以降200円)、市営露天風呂は小学生200円、道の駅きつれがわは小学生500円、亀の井ホテル喜連川は6〜11歳が平日600円・土日祝800円、お丸山ホテルは小学生が平日昼500円・平日夜と土日祝700円、乙女の湯は小学生550円です。未就学児は6施設とも無料です。
喜連川温泉の見どころや周辺の店は、喜連川温泉の見どころ・お店ガイドにまとめています。
喜連川温泉 露天風呂 の周辺は、下の地図で確認できる。
※ 地図の印=喜連川温泉 露天風呂。地図は右上の+−ボタンやホイールで拡大・縮小できます(地図:© OpenStreetMap contributors)
安く朝から入るなら市営もとゆ温泉と市営露天風呂
市営もとゆ温泉(さくら市第1温泉浴場)は、6施設の中でいちばん早い朝7時から開いています。利用時間は午前7時から午後9時まで、最終受付は午後8時です。料金は中学生以上500円、小学生300円で、午後5時以降は中学生以上400円、小学生200円に下がります。休館日は毎月第1月曜日です。内湯には高温湯と源泉湯の2つの浴槽があり、露天風呂もあります(さくら市公式サイト、2025年8月29日更新)。
所在地は栃木県さくら市喜連川6620-1、電話は028-686-3284です。
市営露天風呂(さくら市第2温泉浴場)は、内湯の無い露天風呂だけの施設です。屋根つきの大きな岩風呂に一度に50人が入れます。利用時間は午前9時から午後9時まで、最終受付は午後8時です。料金は中学生以上400円、小学生200円で、6施設の中でいちばん安い湯です。休館日は毎月第3月曜日。所在地は栃木県さくら市喜連川871-1、電話は028-686-5047です。
市営露天風呂は2026年の夏に臨時休業し、8月21日(金)に営業を再開しています。9月30日(水)にも電気設備工事で臨時休館しました(さくら市商工観光課の案内)。設備の都合で休むことがあるので、遠くから行くなら電話で開いているか確かめてから出かけてください。
さくら市商工観光課は2026年1月5日付で、市営もとゆ温泉と市営露天風呂の回数券は期限内に使うよう案内しています。払い戻し・交換・差額を払っての利用はできません。
サウナと足湯がある道の駅きつれがわ
道の駅きつれがわの温泉は、入浴料が中学生以上700円、小学生500円、未就学児無料です。営業時間は午前10時から午後9時30分まで、最終入場は午後9時。休館日は毎月第2・第4月曜日で、祝日の場合は翌日が休みになります(道の駅きつれがわ公式サイト)。
露天風呂のほかに90度以上のサウナ、水風呂、ととのいエリアがあり、湯上がりの休憩室は温泉料金のまま使えます。タオルは販売250円、カミソリ70円、バスタオルの貸出200円、バスタオルとフェイスタオルのセット貸出300円です。手ぶらで寄れるのは、6施設の中ではここと亀の井ホテル喜連川、お丸山ホテルです。
入れ墨・タトゥー・タトゥーシールのある人は入浴できません。入浴1回でスタンプ1個、15個で1回無料になるスタンプカードがあり、毎月26日はスタンプが2倍です。
足湯は無料で、午前11時から午後5時まで。足湯の定休日は月曜日(祝日の場合は翌日)で、温泉とは休みが違います。水着で入るクアハウスは、さくら市公式サイトによると利用停止中です。
所在地は栃木県さくら市喜連川4145-10、温泉直通の電話は028-686-8181です。
宿に泊まらずホテルの湯に入る:亀の井ホテル喜連川とお丸山ホテル
亀の井ホテル喜連川は、旧かんぽの宿です。日帰り入浴は午前10時30分から午後9時まで、最終受付は午後8時。水曜日だけは受付が午後12時30分からになります。料金は大人(12歳以上)が平日800円、土日祝1,100円。子ども(6〜11歳)は平日600円、土日祝800円、幼児は無料です。フェイスタオルはフロントと売店で200円で買えます。
貸切風呂は要予約で、1回50分1,980円。利用は午前10時から午後3時までで、最終の利用開始は午後2時です。介護機能つきリフトは使えません(亀の井ホテル喜連川公式サイト)。所在地は栃木県さくら市喜連川5296-1、電話は028-686-2822です。
お丸山ホテルの日帰り入浴は、曜日と時間帯で料金が変わります。
| 区分 | 利用時間 | 大人 | 小学生 |
|---|---|---|---|
| 平日・昼の部 | 10時30分〜15時(最終受付14時) | 900円 | 500円 |
| 平日・夜の部 | 18時〜20時(最終受付19時30分) | 1,200円 | 700円 |
| 土日祝 | 10時30分〜15時(最終受付14時) | 1,200円 | 700円 |
大人は中学生以上、未就学児は無料です。土日祝は夜の部がありません。タオルの貸出は大200円、小100円。貸切風呂は要予約で1回45分2,750円、日帰りの場合は人数分の入館料が別にかかります。駐車場は50台で無料、予約は要りません(お丸山ホテル公式サイト)。
お丸山ホテルには決まった定休日が無く、休館日はそのつど公式サイトで知らせています。2026年10月は10月8日(木)が休館日でした。所在地は栃木県さくら市喜連川5445-1、電話は028-686-6688です。
アトピーの湯として知られる松島温泉 乙女の湯
松島温泉 乙女の湯は、さくら市松島にある日帰り入浴と宿泊の施設です。喜連川温泉とは別の自家源泉で、アルカリ性単純温泉を循環させずにかけ流しています。
営業時間は午後12時から午後9時30分まで。入館料は入湯税70円込みで、平日が大人900円・小学生550円、土日祝とハイシーズンが大人1,200円・小学生550円、幼児は無料です。定休日は月曜日です。祝日や振替休日の月曜日の扱いと、月ごとの休館日は、公式サイトの休館予定表でご確認ください。
家族風呂は要予約で、大浴場も使う場合は1時間2,500円に入館料が加わります。キャッシュレス決済はクレジット(VISA・Master)とQR決済(PayPay)だけです。体調不良の人と、おむつを使っている人は大人・乳幼児とも利用できません(松島温泉 乙女の湯公式サイト)。所在地は栃木県さくら市松島900、電話は028-682-2266です。
喜連川早乙女温泉は2026年11月1日から一時休業
丘の上にある日帰り専門の喜連川早乙女温泉は、公式サイトの2026年10月13日付のお知らせで、冬季前の外気温の低下で湯温を安定して保つのが難しいとして、2026年11月1日から一時休業すると発表しました。設備の点検・調整を行うためで、再開の時期は書かれていません。湯温が安定しない場合は10月31日を待たずに休業することもあるとしています。
10月中の営業は火曜・土曜・日曜の週3日で、午前11時から午後3時と午後5時から午後8時の2部制です。受付は閉店の1時間前まで。温度低下や荒天、注意報・警報の発令時は臨時休業になり、その知らせは午前10時か午後4時に公式サイトだけで出します。休業後の案内も公式サイトと駐車場の掲示だけで、地図アプリは更新しないとのことです。
料金はさくら市商工観光課の案内で、大人(中学生以上)1,500円、小学生750円、平日17時以降は大人1,000円・小学生500円です。所在地は栃木県さくら市早乙女2114、電話は028-686-4126です。
なお「ホテルニューさくら」は、さくら市商工観光課の2020年4月22日付の案内で、2020年4月17日から当面の間閉館となっています。
料金・営業時間・アクセス
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| いちばん安い湯 | 市営露天風呂 中学生以上400円 |
| いちばん早く開く湯 | 市営もとゆ温泉 午前7時(最終受付午後8時) |
| いちばん遅くまで入れる湯 | 道の駅きつれがわ・乙女の湯 午後9時30分まで(道の駅の最終入場は午後9時) |
| 手ぶらで行ける湯 | 道の駅きつれがわ(タオル販売250円)、亀の井ホテル喜連川(200円)、お丸山ホテル(貸出200円) |
| 電車・バス | JR宇都宮線 氏家駅から関東自動車のバスで「喜連川本町」まで大人600円(2026年10月18日に関東自動車の運賃検索で確認)、約13〜14分 |
| 送迎 | 亀の井ホテル喜連川は氏家駅から無料送迎で約20分(公式サイト) |
| 車 | 東北自動車道 矢板ICから道の駅きつれがわまで約20分(国道293号沿い、さくら市商工観光課)、乙女の湯まで約10分(公式サイト) |
| 駐車場 | お丸山ホテル50台無料。ほかは公式に台数の記載なし |
バスは氏家駅前から馬頭車庫方面行きとびゅうフォレスト方面行きの2系統が喜連川本町を通ります。本数は多くないので、関東自動車の時刻表で帰りの便まで確かめてから乗ってください。各施設の最寄りのバス停と徒歩時間は公式サイトに記載がないため、ここには書きません。
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行く前に知っておきたい注意点
- 市営露天風呂と早乙女温泉は、設備の都合で休むことがあります。市営露天風呂は2026年夏に臨時休業し、9月30日にも工事で休館しました。早乙女温泉は11月1日から一時休業です。遠くから行くなら、当日に電話か公式サイトで確かめてください。
- 月曜日は休みの施設が重なります。市営もとゆ温泉は第1月曜、市営露天風呂は第3月曜、道の駅きつれがわは第2・第4月曜、乙女の湯は毎週月曜が休みです。月曜に行くなら、亀の井ホテル喜連川かお丸山ホテル(平日の昼と夜)が候補になります。
- お丸山ホテルの日帰り入浴は昼の部が15時まで。最終受付は14時で、土日祝は夜の部がありません。午後遅くに着くなら亀の井ホテル喜連川(最終受付20時)か市営の2施設へ。
- タオルは市営の2施設と乙女の湯では公式に案内がありません。持参すれば迷いません。
- 道の駅きつれがわは入れ墨・タトゥーのある人は入浴できません。タトゥーシールも対象です。
- 乙女の湯の支払いは現金のほかVISA・Master・PayPayだけ。おむつを使っている乳幼児は入れません。
- 料金・時間は改定されることがあります。出かける前に各施設の公式サイトで確かめてください。
まとめ
喜連川温泉で宿に泊まらずに入れる湯は、市営もとゆ温泉(500円・午前7時から)、市営露天風呂(400円・午前9時から)、道の駅きつれがわ(700円・午後9時30分まで)、亀の井ホテル喜連川(平日800円)、お丸山ホテル(平日昼900円)の5施設に、松島温泉 乙女の湯(平日900円)を加えた6施設です。
安さと朝風呂なら市営の2施設、サウナと足湯なら道の駅、露天風呂つきのホテルの湯なら亀の井ホテル喜連川かお丸山ホテルを選べば迷いません。早乙女温泉は2026年11月1日から一時休業なので、再開の知らせを公式サイトで待ってください。
よくある質問
Q. 喜連川温泉で宿に泊まらずに入れる日帰り温泉はどこですか?
市営もとゆ温泉、市営露天風呂、道の駅きつれがわ、亀の井ホテル喜連川、お丸山ホテルの5施設と、同じさくら市内の松島温泉 乙女の湯です。どれも受付で入浴料を払えば入れます。喜連川早乙女温泉は2026年11月1日から一時休業です。
Q. 喜連川温泉でいちばん安く入れる湯はどこですか?
市営露天風呂で、中学生以上400円、小学生200円です。市営もとゆ温泉も午後5時以降は中学生以上400円になります。
Q. 喜連川温泉の日帰り入浴は朝何時から入れますか?
市営もとゆ温泉が午前7時からで、いちばん早い施設です。市営露天風呂は午前9時、道の駅きつれがわは午前10時、亀の井ホテル喜連川とお丸山ホテルは午前10時30分からです。
Q. 喜連川温泉の日帰り入浴にタオルは要りますか?
市営もとゆ温泉・市営露天風呂・乙女の湯は公式にタオルの案内が無いので、持参が確実です。道の駅きつれがわはタオル販売250円とバスタオル貸出200円、亀の井ホテル喜連川はフェイスタオル販売200円、お丸山ホテルはタオル貸出が大200円・小100円です。
Q. 氏家駅から喜連川温泉までバスでいくらかかりますか?
関東自動車のバスで氏家駅前から喜連川本町まで大人600円、約13〜14分です(2026年10月18日に関東自動車の運賃検索で確認)。亀の井ホテル喜連川は氏家駅からの無料送迎があり、約20分です。
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調査・執筆:観光地なび 編集部。本記事の情報は2026年10月時点のものです。営業時間・料金は変わる場合があります。
