和歌山市街の観光は、和歌山城・紀三井寺・和歌浦の3つのエリアに分けて回るのが基本です。和歌山城天守閣の入場料は大人410円、紀三井寺は徒歩参拝なら無料、和歌浦の玉津島神社・不老橋・万葉館も無料で楽しめます。この記事では、2026年10月17日時点で各施設の公式サイトと和歌山県公式観光サイトで確認できた料金・時間をもとに、6か所を1日で回る順番と所要時間の目安をまとめました。
和歌山市街の観光スポットは3エリア・6か所
和歌山市街の主な見どころは、次の3つのエリアに集まっています。
| エリア | 主なスポット | 入場・拝観 |
|---|---|---|
| 和歌山城周辺 | 天守閣・紅葉渓庭園・御橋廊下・わかやま歴史館 | 天守閣は大人410円、庭園・廊下は無料 |
| 紀三井寺 | 本堂・仏殿(大千手観音)・三井水 | 徒歩参拝は無料、ケーブル利用時は有料 |
| 和歌浦 | 玉津島神社・不老橋・片男波(万葉館)・和歌浦天満宮・紀州東照宮 | 万葉館・天満宮は無料、東照宮の社殿拝観は有料 |
エリアどうしは離れているので、徒歩だけで1日に回るのは現実的ではありません。和歌山城はJR和歌山駅・南海和歌山市駅からバスか徒歩、紀三井寺はJRきのくに線、和歌浦は路線バスで移動すると効率よく回れます。
地域全体の見どころと店の一覧は和歌山市街の見どころ・お店ガイドにまとめています。
紀三井寺 の周辺は、下の地図で確認できる。
※ 地図の印=紀三井寺。地図は右上の+−ボタンやホイールで拡大・縮小できます(地図:© OpenStreetMap contributors)
和歌山城|天守閣と紅葉渓庭園は午前中に
和歌山城は紀州徳川家の居城で、市街地の中心にあります。城内で有料なのは天守閣とわかやま歴史館だけで、西之丸庭園(紅葉渓庭園)・御橋廊下・和歌山城公園動物園は無料です。
和歌山城公式サイトの施設案内によると、料金と時間は次のとおりです。
| 施設 | 料金 | 時間 | 休み |
|---|---|---|---|
| 天守閣 | 大人410円・小中学生200円 | 9:00〜17:30(入場は17:00まで) | 12月29日〜31日 |
| わかやま歴史館 | 大人(高校生含む)100円・小中学生無料 | 9:00〜17:30(入場は17:00まで) | 12月29日〜31日 |
| 西之丸庭園(紅葉渓庭園) | 無料 | 9:00〜17:00(入園は16:45まで) | 12月29日〜31日 |
| 御橋廊下 | 無料 | 9:00〜17:00(入場は16:45まで) | 12月29日〜31日 |
| 茶室 紅松庵 | 呈茶は有料 | 9:00〜16:30(入場は16:00まで) | 12月29日〜1月3日 |
| 和歌山城公園動物園 | 無料 | 9:00〜17:00 | 6〜9月・12〜2月の火曜日 |
天守閣は毎週土曜日に小中学生が無料になります。天守閣とわかやま歴史館の共通入場券もあります。2026年12月9日(水)は天守閣が臨時休館と公式サイトで告知されているので、冬に行く人は注意してください。
紅葉渓庭園の紅葉は、和歌山県公式観光サイトで11月下旬〜12月上旬が開催期間として案内されています。御橋廊下は藩主が二の丸と西の丸を行き来した斜めの廊下を復元したもので、無料で渡れます。
行き方は、和歌山県公式観光サイトによるとJR和歌山駅・南海和歌山市駅からバスで「市役所前」下車徒歩3分です。南海和歌山市駅からは徒歩でも行けます。
紀三井寺|徒歩参拝は無料、ケーブルカーは有料
紀三井寺(金剛宝寺護国院)は西国三十三所の第2番札所です。寺の公式サイトによると、宝亀元年(770年)に唐僧・為光上人が開いたと伝わり、境内の三井水は日本名水百選、仏殿には日本最大の木造大千手観音像が安置されています。
料金と時間は、西国三十三所公式サイトと紀三井寺公式サイトで次のように確認できます。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 徒歩での参拝 | 無料 |
| ケーブルカー利用時の参拝料 | 400円(小中学生と70歳以上は200円) |
| ケーブル料金 | 別途片道200円(小中学生と70歳以上は100円) |
| 本堂受付の納経(御朱印)受付 | 8:00〜17:00 |
| 仏殿3階展望回廊 | 8:30〜16:30 |
| ケーブル運行時間 | 8:30〜16:30 |
ケーブルカーは2月ごろに年次定期点検で3日間続けて運休します。冬に行くなら公式サイトの告知を確認してください。
行き方は、紀三井寺公式サイトによるとJR和歌山駅からきのくに線の普通列車で2つ目の紀三井寺駅下車、徒歩10分です。乗換案内の2026年10月17日時点の表示では、和歌山駅から紀三井寺駅まで6分・190円です。
和歌浦|万葉集の景勝地を歩いて回る
和歌浦は万葉集に詠まれた景勝地で、玉津島神社・不老橋・片男波・和歌浦天満宮・紀州東照宮が歩ける範囲に集まっています。
玉津島神社と奠供山。和歌の神として知られる古社です。神社公式サイトによると、社殿の背後にある奠供山(てんぐやま)は標高33mの岩山で、山頂から和歌の浦を見渡せます。
不老橋と片男波。不老橋は江戸時代末期に架けられた石造りのアーチ橋で、国の名勝「和歌の浦」の一部です。片男波は和歌川の河口に突き出た砂州で、和歌山県公式観光サイトによると砂浜が約1,200m続きます。片男波公園内の万葉館は万葉集の資料館で、開館は9:00〜17:00(最終入館16:30)、入館無料、休館は月曜日(祝日の場合は翌日)と12月29日〜1月3日です。
和歌浦天満宮。菅原道真を祀る神社で、神社公式サイトによると延喜元年(901年)に道真が大宰府へ向かう途中に和歌浦へ立ち寄ったことが始まりと伝わります。朱塗りの楼門と本殿は国の重要文化財で、現在の建物は慶長年間に浅野幸長が造営しました。和歌山県公式観光サイトによると料金は無料です。
紀州東照宮。徳川家康を祀る神社で、公式サイトによると開門時間は9:00〜16:30、本殿は「侍坂」と呼ばれる108段の石段の上にあります。社殿の拝観は有料で、金額は公式サイトに文字情報が無いため現地か電話でご確認ください。駐車場は70台です。
和歌浦への行き方は、和歌山県公式観光サイトによると、万葉館・片男波はJR和歌山駅・南海和歌山市駅からバスで「不老橋」下車徒歩約10分、和歌浦天満宮は南海和歌山市駅から新和歌浦行きバスで約20分、「権現前」下車徒歩約5分です。
1日で回るモデルコース(所要時間つき)
6か所を1日で回る順番の例です。滞在時間は編集部の目安で、施設が保証する数字ではありません。移動時間は上に書いた公式・乗換案内の数字だけを載せ、確認できない区間は「確認が必要」としています。
| 時刻の目安 | スポット | 滞在時間の目安 | 次への移動 |
|---|---|---|---|
| 9:00 | 和歌山城(天守閣・紅葉渓庭園・御橋廊下) | 90分 | バスでJR和歌山駅へ戻り、きのくに線へ |
| 11:00 | 紀三井寺(本堂・仏殿) | 60分 | 和歌山駅から紀三井寺駅まで6分、駅から徒歩10分 |
| 12:30 | 昼食(和歌浦または紀三井寺周辺) | 60分 | 紀三井寺から和歌浦へはバス。系統と運賃は確認が必要 |
| 14:00 | 玉津島神社・奠供山 | 40分 | 徒歩 |
| 14:45 | 不老橋・片男波(万葉館) | 50分 | 徒歩 |
| 15:45 | 和歌浦天満宮 | 30分 | 徒歩 |
| 16:15 | 紀州東照宮(開門16:30まで) | 30分 | バスでJR和歌山駅・南海和歌山市駅へ |
紀州東照宮は開門が16:30までなので、和歌浦を午後に回すなら天満宮と東照宮を先にして、玉津島神社・片男波を後にしてもかまいません。
半日しかない場合は、和歌山城と紀三井寺の2か所に絞ると無理がありません。
| コース | 回る場所 | 入場料の合計(大人) |
|---|---|---|
| 半日コース | 和歌山城天守閣+紀三井寺(徒歩参拝) | 410円 |
| 1日コース | 上の6か所(紀三井寺は徒歩参拝、東照宮の社殿拝観を除く) | 410円 |
| 1日コース+ケーブル | 紀三井寺でケーブルを往復利用 | 410円+400円+200円×2=1,210円 |
時間に余裕があれば、紀州藩主が造らせた大名庭園「養翠園」も候補です。養翠園公式サイトによると入園料は大人(中学生以上)600円・小学生以下300円、開園は9:00〜17:00(1月1日のみ11:00〜17:00)、JR和歌山駅・南海和歌山市駅から雑賀崎方面行きの30系統で「養翠園前」下車徒歩約7分です。
料金・営業時間・アクセス
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 和歌山城天守閣 | 大人410円・小中学生200円、9:00〜17:30(入場17:00まで)、12月29日〜31日休み |
| 紅葉渓庭園・御橋廊下 | 無料、9:00〜17:00(入場16:45まで) |
| 紀三井寺 | 徒歩参拝無料。ケーブル利用時は参拝料400円+片道200円、運行8:30〜16:30 |
| 万葉館 | 無料、9:00〜17:00(最終入館16:30)、月曜休み |
| 和歌浦天満宮 | 無料 |
| 紀州東照宮 | 開門9:00〜16:30、社殿拝観は有料(金額は確認が必要) |
| 和歌山城へ | JR和歌山駅・南海和歌山市駅からバス「市役所前」下車徒歩3分 |
| 紀三井寺へ | JR和歌山駅からきのくに線で紀三井寺駅、徒歩10分 |
| 和歌浦へ | バス「不老橋」下車徒歩約10分(万葉館)、「権現前」下車徒歩約5分(天満宮) |
| バスの1日乗車券 | 和歌山バス1日フリー乗車券 大人1,000円・小児500円。紙式はJR和歌山駅・南海和歌山市駅の定期券発売所で販売 |
バスの運賃は区間ごとに違います。和歌山バス公式サイトの「わかやま交通案内」で出発地と行き先を入れて確認してください。和歌山城公園の駐車場や紀三井寺の駐車場の料金は公式サイトに文字情報が無いため、現地で確認してください。
行く前に知っておきたい注意点
- 天守閣の最終入場は17:00、紀州東照宮の開門は16:30までです。午後に和歌浦を回すなら東照宮を先に済ませてください。
- 紀三井寺のケーブルカーは2月ごろに3日間の点検運休があります。石段を避けたい人は公式サイトで運行日を確かめてから行ってください。
- 万葉館は月曜日が休みです(祝日の場合は翌日)。月曜に和歌浦へ行くなら不老橋・片男波の散策だけになります。
- 片男波公園の駐車場は普通車400円、7・8月は1,000円です(和歌山県公式観光サイト)。夏の海水浴シーズンは料金が上がります。
- 和歌山城天守閣は2026年12月9日(水)が臨時休館です。
- 料金と時間はこの記事を書いた2026年10月17日時点のものです。改定されることがあるので、出発前に各施設の公式サイトで確認してください。
高野山や白浜など県内の他エリアと組み合わせるなら、和歌山県の観光地|高野山・白浜・那智勝浦 3エリアが参考になります。
まとめ
和歌山市街の観光は、午前に和歌山城、昼に紀三井寺、午後に和歌浦の順で6か所を回ると1日に収まります。有料なのは和歌山城天守閣(大人410円)と、紀三井寺でケーブルを使う場合、紀州東照宮の社殿拝観くらいで、残りは無料です。移動はJRきのくに線と和歌山バスを組み合わせ、バスに3回以上乗るなら1日フリー乗車券(大人1,000円)を検討してください。
よくある質問
Q. 和歌山市街の観光は何時間あれば回れますか?
和歌山城・紀三井寺・和歌浦の6か所を回るなら、移動と昼食を含めて9時から17時までの約8時間が目安です。半日なら和歌山城と紀三井寺の2か所に絞ってください。
Q. 和歌山城の天守閣は無料で入れますか?
天守閣は大人410円・小中学生200円の有料です。毎週土曜日は小中学生が無料になります。紅葉渓庭園・御橋廊下・動物園は無料で入れます。
Q. 紀三井寺の参拝にお金はかかりますか?
徒歩で参拝する場合は無料です。ケーブルカーを使う場合は参拝料400円とケーブル料金片道200円が必要です(小中学生と70歳以上はそれぞれ200円・100円)。
Q. 和歌浦の観光スポットは歩いて回れますか?
玉津島神社・不老橋・片男波(万葉館)・和歌浦天満宮・紀州東照宮は歩いて回れる範囲に集まっています。JR和歌山駅からは「不老橋」または「権現前」バス停で降りるのが便利です。
Q. 車で行く場合、駐車場はありますか?
片男波公園の駐車場は約850台で普通車400円(7・8月は1,000円)、紀州東照宮は70台、養翠園は正門脇に20台分あります。和歌山城公園と紀三井寺の駐車場料金は公式サイトに文字情報が無いため、現地で確認してください。
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調査・執筆:観光地なび 編集部。本記事の情報は2026年10月時点のものです。営業時間・料金は変わる場合があります。
