十津川温泉への行き方|バスは3,950円・車は五條ICから約1時間45分

観光地なびの記事画像

十津川温泉(奈良県吉野郡十津川村)へ公共交通で行くなら、答えは1つです。近鉄の大和八木駅から奈良交通の八木新宮特急バスに乗り、終点手前の「十津川温泉」バス停で降ります。大和八木駅から大人片道3,950円、所要約4時間15分。土日祝は速達便「やまかぜ」で約3時間50分です。車なら京奈和自動車道の五條ICから国道168号を南へ約1時間45分です。

十津川村には鉄道が通っていません。最寄り駅は北側がJR和歌山線の五条駅と近鉄の大和八木駅、南側がJRきのくに線の新宮駅で、どちらからも奈良交通のバス1本で着きます。本記事の時刻は奈良交通の2026年7月21日改正ダイヤ、運賃は2026年10月時点の奈良交通公式運賃表にもとづきます。

目次

結論:大阪・京都からは「大和八木駅9:15発」のバスに乗る

大阪・京都・名古屋方面から日帰りや1泊で向かうなら、大和八木駅(南口)9:15発の新宮駅ゆきが基本です。十津川温泉には13:29に着き、10分の休憩のあと13:39に発車します。

大和八木駅までは近鉄特急が便利です。近鉄の運賃・特急料金表では、大阪難波駅から大和八木駅が運賃760円+特急料金520円、京都駅からが運賃1,070円+特急料金920円です。所要時間は列車によって違うので、近鉄の時刻表で確認してください。

大和八木駅発は1日3便で、便によって十津川温泉への着時刻が変わります。

大和八木駅発 十津川温泉着 備考
9:15 13:29 毎日運行
11:38 平日16:04/土日祝15:29 土日祝は速達便「やまかぜ」
13:38 18:04 毎日運行

やまかぜは土日祝だけの運行で、五条駅からホテル昴までの間は五条駅・賀名生和田北口・星のくに・上野地・十津川村役場・十津川温泉・ホテル昴にしか止まりません。奈良交通の案内では大和八木駅から十津川温泉まで約3時間50分で、通常便より約35分短くなります。

八木新宮特急バスは予約制ではなく、そのまま乗れます。全長169.3キロ、停留所168か所で、高速道路を使わない路線バスでは日本一の長さです。途中、五条駅で約10〜20分、上野地(谷瀬の吊り橋)で約20分の休憩があり、トイレや飲み物の買い出しができます。

五条駅 の周辺は、下の地図で確認できる。

五条駅から乗ると運賃を850円おさえられる

JR和歌山線の五条駅も八木新宮特急バスの停留所です。五條バスセンター・五条駅から十津川温泉までは大人片道3,100円で、大和八木駅から乗るより850円安くなります。所要は約3時間、土日祝のやまかぜなら約2時間25分です。

五條市の案内では、大阪から五条駅はJR関西本線の王寺駅で和歌山線に乗り換えて約2時間、京都から近鉄で吉野口駅へ出てJRに乗り換えて約2時間、和歌山からJR和歌山線で約1時間30分です。

五条駅発 十津川温泉着 備考
10:31 13:29 毎日運行
13:06 平日16:04/土日祝15:29 土日祝はやまかぜ
15:06 18:04 毎日運行

五條新町の街歩きと組み合わせるなら、五条駅から乗る行程が組みやすいです。

新宮駅からは約2時間10分、ただし朝の便が早い

和歌山県側の新宮駅からも同じバスで十津川温泉へ行けます。新宮市の案内では、新大阪駅から特急くろしおで約4時間、名古屋駅から特急南紀で約3時間20分で新宮駅に着きます。

新宮駅発の大和八木駅ゆきは1日3便で、十津川温泉の時刻表上の時刻は次のとおりです。

新宮駅発 十津川温泉 備考
5:53 8:01 毎日運行
7:46 10:01 毎日運行
平日9:59/土日祝10:18 平日12:14/土日祝12:33 土日祝はやまかぜ

所要は約2時間10〜15分です。朝の2便は新宮に前泊しないと乗れません。新宮駅から十津川温泉までの運賃は奈良交通の公式運賃表に区間の記載がないため、奈良交通の「奈良バスなびweb」で確認してください。

熊野本宮大社とあわせて回る人には、十津川村営バスの本宮・七色・本二津野線もあります。2024年4月1日改正の時刻表では、本宮大社前10:11発と15:26発が十津川温泉に10:48と16:03に着きます。運賃は村の料金表(2019年10月1日改正)で本宮大社前から十津川温泉まで860円です。小児は半額です。

車は五條ICから国道168号を南へ約1時間45分

車の場合は、京奈和自動車道の五條ICから国道168号を南下します。十津川村の案内では、五條ICから湯泉地温泉(十津川村役場)まで約90分、十津川温泉はさらに約15分です。十津川村観光協会の目安では、五條市の本陣交差点から谷瀬の吊り橋まで60分、湯泉地温泉まで1時間40分、十津川温泉まで約1時間50分です。

五條市までの時間は五條市の案内で、大阪から南阪奈道路・京奈和自動車道を使って約1時間、京都から約1時間20分、名古屋から約2時間40分です。大阪からなら五條市経由で約3時間が目安になります。

南や東から入るルートもありますが、時間がかかります。

ルート 起点から十津川温泉 出典
国道168号(五條市本陣交差点から) 約1時間50分 十津川村観光協会
国道169号(大淀町土田交差点から) 約4時間 十津川村観光協会
高野龍神スカイライン(橋本市から) 約4時間40分 十津川村観光協会
阪和自動車道 南紀田辺IC経由(松原から) 約4時間 十津川村観光協会
新宮駅からレンタカー 湯泉地温泉まで約1時間30分 十津川村

観光協会は、龍神村からの国道425号と県道735号、高野町の国道371号を「道幅が狭くお勧めできません」としています。

十津川温泉の公衆浴場「庵の湯」に専用駐車場はなく、隣接する村営駐車場を使います。駐車料金と無料時間は現地の案内で確認してください。

料金・営業時間・アクセス

区分 内容
バス運賃(大和八木駅→十津川温泉) 大人片道3,950円(2026年10月時点・奈良交通)
バス運賃(五條バスセンター・五条駅→十津川温泉) 大人片道3,100円(2026年10月時点・奈良交通)
バス運賃(大和八木駅→新宮駅) 大人片道6,150円
168バスハイク乗車券 2日間有効・途中下車可。大和八木駅から新宮駅まで6,150円(区間ごとに買うと7,470円)。車内では買えず、大和八木駅から乗るなら八木案内所で購入
便数 大和八木駅発・新宮駅発とも1日3便
休憩 五条駅約10〜20分、上野地約20分、十津川温泉約10分
十津川温泉バス停の足湯 毎日7:00〜18:30、無料
庵の湯(公衆浴場) 8:30〜20:00、火曜定休、大人600円・小人300円
道の駅十津川郷(十津川村役場バス停) 8:30〜17:30、源泉かけ流しの無料足湯あり
村内のレンタカー アップフィールド 1社・7台・予約制(0746-68-0100)
村内のタクシー 三光タクシー 1社・予約制(0746-64-1234)
問い合わせ 奈良交通お客様サービスセンター 0742-20-3100(9:00〜18:00・年中無休)

十津川温泉の宿や立ち寄り先は、十津川温泉の見どころ・お店ガイドでまとめています。

行く前に知っておきたい注意点

十津川温泉バス停で下車する。路線の終点は新宮駅です。乗り過ごすと次はホテル昴、その先は和歌山県に入ります。

帰りの便は昼過ぎが最終。十津川温泉から大和八木駅ゆきは8:01、10:01、平日12:14(土日祝はやまかぜ12:33)の3本だけです。大和八木駅着は12:24、14:24(平日は14:41)、16:24(平日は16:54)です。日帰りだと滞在が短いので、1泊が現実的です。

平日だけの早朝便がある。五條・十津川地域連携コミュニティバスの広域通院ラインが、1月4日から12月28日の平日に十津川温泉7:03発、五条駅9:53着で走ります。土日祝と年末年始は運休です。

冬は五條市大塔町の天辻峠が凍結・積雪する。十津川村は冬用タイヤを勧めています。高野龍神スカイラインは、和歌山県の発表で2025年12月15日17時から2026年3月25日7時まで夜間(17時〜翌7時)全面通行止め、昼間は全車両に冬用タイヤ着用とチェーン携行が義務でした。2026年冬の規制は龍神観光協会などの発表で確認してください。

国道168号は雨量や工事で通行規制が入る。十津川村の道路情報ページで出発前に確かめてください。

熊野古道小辺路を歩く人は予約制バスがある。2026年の小辺路バスは秋季が10月1日から11月30日の運行で、朝便が十津川温泉7:10発、夕便が十津川温泉17:20着です。運賃は区間により片道500〜5,000円、乗車日の3日前までに三光タクシーへ予約します。

まとめ

  • 大阪・京都からは近鉄で大和八木駅へ出て、9:15発の八木新宮特急バスに乗る。十津川温泉13:29着、大人片道3,950円
  • 土日祝は11:38発の速達便「やまかぜ」で約3時間50分
  • JR五条駅から乗れば3,100円で、大和八木駅からより850円安い
  • 新宮駅からは約2時間10〜15分。朝の便に乗るなら新宮に前泊
  • 車は五條ICから国道168号で約1時間45分。冬は冬用タイヤ、国道425号は避ける
  • 帰りは昼過ぎが最終便なので1泊が基本

よくある質問

Q. 十津川温泉へ電車だけで行けますか

行けません。十津川村に鉄道はなく、最寄り駅は近鉄の大和八木駅、JRの五条駅、JRの新宮駅です。いずれの駅からも奈良交通の八木新宮特急バス1本で十津川温泉バス停に着きます。

Q. 八木新宮特急バスは予約が必要ですか

予約制ではありません。乗車券は車内で運賃を払うか、2日間有効の168バスハイク乗車券を奈良交通の窓口で事前に買います。168バスハイク乗車券は車内では買えません。

Q. 大和八木駅と五条駅、どちらから乗るのが安いですか

五条駅です。五條バスセンター・五条駅から十津川温泉までは3,100円、大和八木駅からは3,950円で、差は850円です。所要時間は五条駅からが約3時間、大和八木駅からが約4時間15分です。

Q. やまかぜは毎日走っていますか

土日祝だけです。大和八木駅11:38発と新宮駅10:18発の2便で、停車する停留所を減らして速達化しています。平日の同じ時間帯の便は通常の停車で、十津川温泉着は16:04です。

Q. 冬に車で行くとき気をつけることは何ですか

五條市大塔町の天辻峠で凍結や積雪の恐れがあるため、十津川村は冬用タイヤを勧めています。高野龍神スカイラインは例年12月中旬から3月下旬まで夜間通行止めになるので、通る前に和歌山県や龍神観光協会の最新の規制を確認してください。

関連記事

この記事と同じ県の観光地

近くでもう1か所まわるなら、こちらも参考にしてください。

調査・執筆:観光地なび 編集部。本記事の情報は2026年10月時点のものです。営業時間・料金は変わる場合があります。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

全国492の観光地を、行き方・滞在時間・予算・季節といった同じ物差しで比べられるようにまとめている編集部です。施設・自治体・観光協会・交通事業者の公式発表だけを確認して記事を作り、出どころが確認できなかった数字は載せません。

目次
観光地なび公式X

サインイン

新規登録

パスワードをリセット

ユーザー名またはメールアドレスを入力してください。新規パスワードを発行するためのリンクをメールで送ります。